3つの基準で見比べる、長続きする通信講座の選び方

「美文字」という流行語が生まれた2013年を境に、手書きで美しい字を書く習い事に関心が集まっています。

ペン習字に関する新しい通信講座は、ここ数年の間に着々と増え始め、これから習う人にとっては、より希望に叶った講座を選択できるようになりました。

一方で「どの講座が自分に合っているのかよく分からない」という声を耳にします。

私の経験上、書字上達の本質を有耶無耶うやむやにした比較・人気ランキングを参考にするのは、上達の遠回りになりました。

せっかく始める習い事ですから少しでも良い学習環境を。

そこで、自分にとって最適な講座を探すための3つのチェックポイントを実体験をもとに考えてみました。

はじめにまとめ

満足度の高い通信講座を選ぶにあたって、次の3点が重要性を帯びてきます。

  1. 親しみを持てる好きな手本
  2. 添削が丁寧で、どこを直せばいいのか分かりやすい。
  3. 長く続けられる仕組みが整っている。

以下に詳しく説明していきますね。

チェック1 受講する講座は字体の好みで選ぶ原則

ペン習字の練習は、今まで覚えた文字の形をいちど白紙に戻し、理想とする文字へ上書きする作業です。

この上書きに利用する手本は今後の自筆と深く結びつき、ひとつの個性となっていくものであり、それだけに講座選びは「書きぶり」の好みを最優先したいところです。

通信講座の販売元は、いずれも書道やペン習字の流れを組む"任意団体"が関わっており、その書風や流派によって手本から受け取る印象は異なります。

それはたとえば、

  • 紳士・淑女しゅくじょが書いたような、上品かつ気品を感じる手本。
  • 清楚で爽やかな線を特徴とした手本。
  • 学校の書写教育に使われるような、読み易く親しみやすい手本。

その特徴は実にさまざまです。

手本をじっくり眺めて心に響く書きぶりや印象に深く残った手本は頭の片隅に留めておいてください。

チェック2 課題返却までの日数が短く、添削が丁寧

人間の目は、自分にとって都合の良いように解釈するため、いちど主観が入ってしまった字形は他人からの指摘なしには、修正するのが難しく、書字上達において、添削は欠かせない要素だと思っています。

ただ、添削指導を受けるごとに一気に上達するといった捉え方は期待感の持ちすぎで、講師の添削は、モチベーションが高まる補給地点くらいに思って指導をあおいだ方が良い影響をもたらしてくれます。

私が通信講座を受講して「よし、次も頑張ろう」と励みになったのは、自分の欠点が分かる的確なアドバイスもそうなのですが、客観的にみて成長の跡が分かる講評コメントが学ぶ意欲に繋がりました。

最初の基準点から徐々に上がっていく評点もそうでしたし、主体的に取り組めば返ってくるものがある実感が最後まで続ける励みになりました。

一方で、受講生をガッカリさせるような要素はなるべく避けたいと割りと本気で思っていて、せっかく一生懸命に書いて提出したのに、赤丸でチェックしただけ「この調子でがんばってください」の一言だけ

そんな結果が返ってきたら、やっぱりですね、堪えるものがあるんですよね。

「何か得られるものがあると思って、ここまで頑張って練習したのに…」と受講する側は思ってしまうのです(初回の添削時は特に)。

ですので、添削を受け持つ講師の指導にかける情熱は、最後まで課題を提出するにあたって重要な要素であり、ペン字通信講座は「講師良ければ全て良し」な一面があります。

成長を後押ししてくれる通信講座を見つけるには

正直、親身な添削をしていただける講座なのか見極めるには、実際に受講してみないことには分からず、判断が難しいところです。

それでも、"そのような傾向にある"講座を探す方法はいくつかあって、実際に講座を受講した人のブログは、情報の信頼性が高く、かなり参考になります(このブログはさておき)。

他にも、講座を監修している団体や会派がどのような活動をしているのか、ざっくりと知っておくだけでも、指導の良し悪しを判断する目安になります。

それは例えば、

  • 定期的に講習会や展覧会を開催し、生徒の技術向上に腐心している。
  • 競書誌を発行し、将来的な指導者を育成、輩出している。 
  • 指導や活動の理念が分かりやすく、一貫して徹底している。 など

私たちの団体は、生徒をしっかりと育てる土壌がありますよ。そのためにこのような活動をしていますよ」といったことが分かる情報を載せている点がポイントです。

これは何も、通信講座に限らず、個人教室の先生に師事する場合にも当てはまる見分け方です。

立派な肩書きを並べただけの先生よりも、どんな思いで指導にあたっているのか情報発信している先生の方が安心感は全然ちがいますよね。

生産者の顔が分かる野菜だと安心して購入できるあの心理に近いです。

ですので、団体・会派の公式サイトでどんな情報を周知しているのか知っておくと、通信講座特有の不透明な部分でもある、「受講生を第一に考えた添削をしてもらえそうか」といったことが分かり、幾分か安心して受講できるのではないかと思います。

ひとつずつ調べていくのは大変ですので、好きな手本を基準にしていくつか絞り込んだ後に、こういった一手間をかけておくと、初めの一歩を踏み出す後押しになります。

チェック3 通信講座を修了した後のステップが充実している

この手の通信講座に初めて申し込む人は、労せずにトントン拍子で上達できる期待感を教材に抱いてしまいがちですが、伝授してもらえる虎の巻は、「書字上達の正攻法」です。

私の解釈で意訳するなら、書字上達の正攻法とは「手本を書写する習慣を身につけること」です。

一般的にペン字通信講座の受講期間は、半年から1年となっています。

この期間を通して、手本をよく見て書く方法を理解・実践し、一連の課題を提出します。

すると、人前で恥ずかしい思いをしなくても済む程度の字が書けるといった上達の仕組みになっています(人によってはそれ以上の成長も)。

通信講座を修了した後の心境は三者三様で、

  1. 「全く効果がなかった。この手のものは二度と手を出さない」
  2. 「それなりに上達はしたけれど、結局おいしい話などあるワケがなかった」
  3. 「思っていたより楽しく取り組めた。もう少し続けてみたい」

私は2番目の感想に該当し、次の行動が明確になるという意味では、どれも無駄な経験にはならないと思います。

ペン字通信講座とは「書字を趣味にできるか」が分かる適性検査ともいえ、教材の作りそのものは、至極まっとうです。

おそらく、講座を修了した人の多くは、「一定の上達効果は得たものの、さらに満足できる結果を残すには、継続して練習を続ける必要がある」といった答えに、大なり小なりたどり着いているのではないかと考えます。

そうなると、通信講座以外の“何か”で補足する必要があります。

それはたとえば、

  • 中級編と称した通信講座。
  • 同じ会派が発行している競書誌の購読。
  • 対面指導してもらえる教室への通学。 など

上手くなったが故に好きになる好循環となったとき、講座を修了した後も同じ手本で練習が継続できる仕組みが整っていると、自分らしい書きぶりに磨きがかかります。


ここまでをまとめると、

  • 「好きな手本」は練習意欲を高める源泉になります。
  • 自宅学習の環境下では、「親身で丁寧な添削」が最後まで続ける励みとなり、
  • 長期的な視点で学習をサポートしてくれる会派・団体を探すと、更なる上達を見込めます。

これが私の考える、長続きするペン字通信講座の選び方です。

上記チェックポイントを踏まえながら、私がこれまで受講してきた通信講座の特徴をまとめておきます。

過去に受講した通信講座とその特徴

ユーキャンの実用ボールペン字講座

実用ボールペン字講座の教材一式

テレビCMや雑誌広告など、様々なメディアで目にする大手の通信講座です。私が最初に受講した講座でもあります。

テキストには、書写しやすいよう手本に注釈を記している(参考)

これはどの通信講座にも共通して言えることなのですが、テキストの内容自体は市販のペン字教本とほぼ同じ構成になっています。

テキストがA4判と大きいため書き込みがしやすかったり、習う文字の順序に工夫を凝らしていたりと独自の特徴はあるものの、基本は「手本をよく見て書きましょう」に基づいた反復練習システムです。

そのため、通信講座の受講費は、その大半が添削代と捉えてもいいくらいです。

第3回課題「年賀状」当時の添削の様子を再現

(著作権の関係により、添削の雰囲気を自分なりに再現してみました)

ユーキャンの添削は、手本との誤差を指摘する分かりやすい朱筆が印象的でした。

どこをどう直せばいいのか、矢印や点線による図解が多めで、添削結果をもとに復習を重ねるうちに、徐々にクセ字が直っていきました。

用意されたカリキュラムに基づいて課題を提出し、先生から指摘された箇所を復習する。この流れをせき止めない工夫を随所に設けているのが大手のユーキャンです。

独自のSNSコミュニティ「学びーズ」で受講生と交流できたり、練習が滞っているとお伺いのハガキが届いたりと、外部からやる気の維持を促してくれる仕組みが特によく出来ています。

通信講座の開発力にも優れ、講座を修了した後のステップが豊富にあります。

中級編となる楽しいボールペン習字講座をはじめとして、

  • 「美しい字でさらさらと手紙を書けたら」の願いを叶える、ユーキャンの続け字講座
  • この筆記具さえ上手に扱えれば実生活では何も困らない、新・速習筆ペン講座 など

ペン習字に限らず、実用書道から趣味の書道まで多種多様なニーズに応えています。

ユーキャンの実用ボールペン字講座 受講料
31,000円(最長18ヶ月、添削12回)
添削課題が返却されるまで
約2週間
講座を修了した後のステップ
楽しいボールペン習字講座
ユーキャンの続け字講座 など
実用ボールペン字講座を監修する会派
鈴木啓水主宰 啓友書道会
少数精鋭のお弟子さんも添削講師を務めているのではと推測

資料請求【無料】 ユーキャンの実用ボールペン字講座

パイロットペン習字通信講座

パイロットペン習字通信講座 テキスト

好きな手本で学ぶ重要性を痛感し、ユーキャンを修了した後に選んだのがパイロットペン習字の通信講座です。

硬筆書写検定に準拠したカリキュラムとなっており、ペン習字の教養が幅広く身につくテキスト内容になっています。また、毎月届く機関紙は、書写検定を受ける人にとって重要な情報源になります。

文化事業の一環として運営しているため、受講料が安く、初年度12,960円競書 + 添削指導の学習サポートが受けられます。

パイロットペン習字 テキスト(かな編)

テキストの内容は、

  • 初級コース
  • 中級コース
  • 上級コース

に分かれ、その中でA~D系統(4種類)の手本が載っています。

自分の好きな書きぶりを選べる点が特徴です。

テキストそのものは一級品ですが、系統ごとのページ数が少ないため、別途に参考書の購入を推奨します。

系統別の参考図書

A系統
『ペン習字常用漢字の楷行草』 [著] 江守賢治
B系統
『ペン習字三体』[著] 高田香雪 他
C系統
『ペン習字常用漢字の三体』 [著] 狩田巻山
D系統
『漢字三体ペン習字典』 [著] 和氣正沙

この講座の課題は、「添削課題」と「級位認定課題」の2つに分かれ、後者は手本なしで作品を提出します。字典が必須となってくる点では全くの初心者向きではありません。

パイロットペン習字の添削

また、添削の質は、赤ペンが丁寧に入る月とそうでない月があり、毎月の添削に多くを求めるのは厳しいです。良くも悪くも値段なりといったところでしょうか。

この講座に向いた人を箇条書きで表してみますと、

  • 受講費を安く抑えながら継続していきたい。
  • 字典を使いながら学習できる(調べる作業を面倒に感じない)。
  • 添削が簡素なときがあっても、さほど気にしない。

私はA系統の字が好みで習い始め、現在も受講中です。

パイロットペン習字通信講座 受講料
初年度 12,960円(添削12回)
2年目以降 8,640円(添削12回)
添削課題が返却されるまで
約10日~2週間
講座を修了した後のステップ
競書誌『ペン時代』の購読(B系統のみ)
事務局に問い合わせると、先生の教室を紹介してもらえる”かも”
この講座を監修する会派・団体
公式サイトは見つからず
それぞれの流派の礎となる先生が著名な活動をしていたことは確か

資料請求【無料】 パイロットペン習字通信講座

日ペンのボールペン習字講座

パイロットペン習字を5年ほど続けたところで技量の頭打ちを感じ、基礎のやり直しを目的に受講したのが「日ペンの美子ちゃん」で知られているボールペン習字講座です。

参考 マンガで分かる日ペンの美子ちゃん[1]

日ペン「ボールペン習字講座」テキスト

前々から日ペンの書きぶりが好みだったこともあり、意を決して習い始めました。

受講中に感じた疑問・質問は、郵便だけでなく、メールでも対応してもらえます。メール質問の場合、わざわざ手書きPDFで返信してくれる手の込みようにはちょっと驚きました。

日ペン テキストの内容

テキストの内容は、ユーキャンのものとほぼ変わりません。

1日に2ページ(見開き単位)を、20~30分かけて練習する構成になっており、目安6ヶ月でペン習字の基礎を身につけるカリキュラムが組まれています。

日ペン 添削指導の受け方

(案内資料の1ページより)

受講期間は12ヶ月間と比較的余裕があるので、ペン習字の基本である「1度に習う字数は少なく」に倣って、1日1ページずつじっくり進めるペースでも修了できます。

日ペン講師による丁寧な添削

日ペン講師による講評コメント

講評欄の文字数からも指導の熱心さが伝わり、丁寧な添削においてはこの講座がいちばんでした。

添削課題の返却には10日ほどかかり、通信教育では平均的な日数だと思います。

日ペンの大きな特徴は、徹底した形臨(字の形を真似ること)にあります。

文字を習うということは、初心者の場合、手本の形を忠実に真似ることです。目に見える姿形を正確に追ってゆけば万人が上達できます。

『ペンの光』2013年07月号

(日ペンが発行する競書誌内のアドバイス)

この形臨の蓄積により、初学者にありがちな字形の"揺れ"や"崩れ"を正し、その効果は他ブログの受講生作品からもよく伝わってきます。

通信教育で確かな筆法や審美眼を身に付けるには日ペンが適所だと私は思います。

「あまりにも整然としすぎて面白みがない書風だね」と揶揄する人もたまにいますが、私は日ペンで身につけた書きぶりを活かすも殺すも自分次第だと思っています。

仕事の関係で上司や夫から代筆を頼まれる機会がある人にとっては、筆耕的ともいえるこの書風はピンポイントで長所となりますし、将来的に副収入に繋がればと考えている人にとっても、「賞状書士養成講座」を備えているこの団体は適所であるとさえ感じます。

ペン習字という習い事を通じてどんな自分になりたいのか、始める前の段階でそこまで考えるのは大げさかもしれませんが、近々の目標がはっきりしている人ほど自分を引き立ててくれる手本を的確に選び、何より過程を楽しみながら取り組まれている方が多いです。

それは特に、書字関係のインスタグラムを拝見してそう思うんですけど、ひとつの物事にひた向きに取り組む姿は、とても魅力的に見え、字の練習がその人の人生に今後深く関わっていくものとして捉えると、素敵だなと切に感じます。

日ペンのボールペン習字講座 受講料
28,900円(最長12ヶ月、添削12回)
添削課題が返却されるまで
約10日
講座を修了した後のステップ
競書誌『ペンの光』の購読
日ペン教室への通学
この講座を監修する団体
日本ペン習字研究会
全国で美文字クリニックを開催し、児童向け専用の競書誌を発行している点が特徴

資料請求【無料】 日ペンのボールペン習字講座

受講費用・期間・添削回数などを比較

※通信講座のリンクをクリックすると、公式ページへ移動します

通信講座 費用 期間
( 最長 )
添削
一括 分割払
実用ボールペン字講座
(ユーキャン)
31,000円 可能 6ヶ月
(18ヶ月)
12回
パイロットペン習字通信講座
(PILOT)
12,960円 不可 12ヶ月 12回
ボールペン習字講座
(日ペン)
28,900円 可能 6ヶ月
(12ヶ月)
12回

手本の好みを優先して他は妥協する姿勢も時には必要

手本の書きぶり、講座内容、金銭面の3つの要素で合点がいけば、これからペン習字を続けていく上で安心材料になるのは確かです。

ですが、

自分の望みを100%叶える講座を見つけるのは、まず難しいと思います。

  • 受講費は安いけれど、好みの手本ではない。
  • 手本は良いのに、一部の「ひらがな」がどうしても好きになれない。
  • 楷書を中心に練習したいのに、行書の課題もある。

あちらを立てれば、こちらが立たず。そのため、手本が好みなら、ほかの点は妥協して習う気持ちも必要になってきます。

好きな手本がよく分からないときは

好みの手本を基準にして講座を選ぼうと言われても「どの手本も一様に見えて見分けがつかない」という人は、手始めに日本ペン習字研究会(日ペン)が監修する通信講座から情報収集してみてください。

このページで紹介した3つのチェックポイントのうち、「2」と「3」の要項をほぼ満たしています。

関連 基礎を学ぶ環境が整っている「日ペンのボールペン習字講座」私の所感

  1. 「日ペンの美子ちゃん」とは、『りぼん』や『なかよし』といった少女漫画誌にかつて登場していた、ペン習字があらゆる場面で役立つことを"美子ちゃん"が教えてくれる(というか、ほぼねじ込んでくる)広告漫画です。 []
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コメント

  1. もも より:

    はじめまして。

    質問なのですが、日ペン受講したとして受講中に、「「あなたの今の実力なら、硬筆検定の何級に受験できますよ。」みたいな情報をもらえるのでしょうか

  2. uta より:

    >>ももさん

    この記事で紹介した「日ペンボールペン習字講座」ですと、
    私が受講した限りでは、
    提出する課題に対して「あなたは硬筆書写検定○級相当の実力があります」
    といったコメントはいただけませんでした。

    その人にとって今もっとも効果的な字形についての修正点を教えてくれるのが
    日ペンの特徴でもありますので、
    ももさんが期待するようなコメントは、メールもしくは手紙で質問してみると、
    別途、詳しく教えてくれるのではないかと思います。
    (手書きの書面で回答していただけるので、講評欄の限られた字数よりも文量が多くなります)

    私の独断ではありますが、
    日ペン講座を修了すれば基本的な行書は書けるようになりますから、
    硬筆書写検定3級相当の実技能力は身につくのではないかと考えます。

  3. もも より:

    返信ありがとうございます。
    ペン習字と書道、どちらかの講座、受講してみたいと思っています。
    (2つとも、まったく違うものですが・・)
    いろいろと情報収集している最中です。(NHK生涯学習とユーキャンなど)

    ペン字なら、パイロットの講座を、最初、検討していたのですが、utaさんのブログを見て、心ゆらいでいます(汗)

    貴重なご意見ありがとうございました。

  4. uta より:

    >>ももさん

    ペン習字と書道、どちらも「手本に倣う練習」が基本となるのは変わりないのですが、

    学習の方向性としては、
    ・日常での筆記を美しく書くための「ペン習字」
    ・文字による自己表現を探求する「書道」
    といったジャンルに分類できます。

    習い事を通して自分がどうありたいか、という問いかけをしてみると
    方向性が定まってくると思います。

    初めに受講する講座は本当に迷いますよね。
    どういう手本が自分に合っているかなんて分からない人の方が多いですし、
    教材を直接確認できない、費用対効果も未知数で
    見切り発車にならざるを得ない点がたくさんあります。

    それでも手本に対する強い憧れがあると、
    講座に対する多少の不満はそれほど気にならなくなるもので、
    色々悩む中でも最後の決め手を「好きな手本」にすると、
    上手く続けられるような気がします。
    (その好きな手本とやらをを探すのが難しいわけですが(苦笑)

    ももさんに合う講座が見つかることを願っております。

  5. もも より:

    こんにちは。
    uta さんは、日ペン支部の通信教室を受講中と、ブログに書いてありましたが、どの様な通信教室なのでしょうか?(ペン字の勉強を始めてないのに、もう先のことを考えてしまっています)

    ブログ拝見して思ったのですが、uta さんは、パイロット講座を受講してその後、パイロット講座、日ペンと「ペンの光」の3つを並行して受講されているのには、すごいと思いました。

    それとつい先日、「日ペン」の資料請求をして、その資料が届きました。「日ペン」申し込もうか、考え中です(^^)

  6. uta より:

    >>ももさん

    えーと、私の場合はですね。
    パイロットペン習字通信講座で経験を重ねるうちに、
    基礎(基本点画や始筆の打ち込み)が出来ていないと思うようになり、
    日ペンのボールペン習字講座で基礎固めをしました。
    その後、スライドする形で『ペンの光』を購読しています。

    『ペンの光』は個人でも購読できるのですが、
    一般的には、日ペン師範が開く教室に通い、
    添削を受けながら課題を提出する学習形態を想定しています。

    ただ、私は距離的な問題でそれが叶わなくて、
    通信添削していただける日ペン先生にお世話になっています。
    『ペンの光』に掲載される課題ならどの部門でも
    添削していただけるので非常に助かっています。

    もし、日ペンの手本で長くやっていきたいとお考えでしたら
    「倉田ペン書道教室」とネット検索すると該当するHPを探せますので、
    ひとつの学習方法として捉えていただければと思います。

    毎度長くなってしまってすみません。

  7. もも より:

    こんにちは。返信ありがとうございます。

    >毎度長くなってしまってすみません。
    utaさんの返信は、詳細に書いてあり、とても、良いと思います。助かってます。
    早速、検索してみて、「なるほど」と思いました。ペン字、始めようかしらと思っています。

    私は、石川県に住んでいますが、今の季節の天気は、ジメジメとした暑さです。
    早く、涼しくならないかなぁと思っています。

    今の季節、熱中症には、気をつけてください。

    暑さに負けずに

  8. もも より:

    上のコメントの最後は、「暑さに負けずに、がんばりましょうね」です。

  9. uta より:

    >>ももさん
    お気遣いいただきありがとうございます。
    今夏の暑さは加減を知らないというか、連日、平気で30度以上になりますからね。
    ももさんもお体ご自愛ください。

    鈴虫が鳴く頃には、室内にそよぐ涼風も相まって
    書字に適した季節となります。
    もし始められるなら秋口がきっといいでしょうね。

  10. もも より:

    utaさん、こんにちは。

    8月の終わり頃から、日ペン、はじめました。

    まだ、はじめたばかりですが、母から「字、うまくなったね」と言われました。
    うれしいです。

    第1回目の添削と同時に送られてくれる、「自分の住所と氏名の手本」の綺麗さには、驚きました。

    自分の字を見ると「まだまだ字が、汚い」と思います。
    でも、添削課題提出するのは、楽しいです。これまで、2回提出しましたが「早く添削された課題戻ってこないかな」とワクワクしながらポストを見ています。

    なには、ともあれ美文字めざします。

  11. uta より:

    >>ももさん

    ご報告いただきありがとうございます。
    いよいよスタートされたとのことで、心弾む気持ちがこちらにも伝わってくるようです。

    >「早く添削された課題戻ってこないかな」とワクワクしながらポストを見ています
    長期的にモチベーションを保つ上で、ささやかな高揚感はとても大切です。

    幸い、ペン習字から派生する趣味はたくさんありますので、
    (自分に合った書きやすい万年筆を探す旅、色鮮やかなインクとの組み合わせ、一筆箋や記念切手の収集など)
    美文字を目指ししつ、ときには寄り道してみるとワクワク感が更に高まるかと思います。

    「字が上手くなったね、上手だね」という何気ない一言は素朴に嬉しいですよね。
    大人になってしまうと、手放しで褒めてもらえる機会はそうありませんし、
    自分自身を認めて尊重するという意味でも書字の上達は心の拠り所になりますから、
    ご自身のペースでペン習字を楽しんでいただければと思います。

  12. もも より:

    おひさしぶりです。
    質問なのですが、ボールペン習字講座も終了したので、「ペンの光」購読して、課題を、提出してみようかと思っています。

    そこで、質問です

    練習用紙は何を使ってますか。

    私は、練習用紙に、小学生が使用している、マス目のある漢字練習帳を使い、本番では、競書用紙に、書こうと思っています。
    私の提出は、規定部(級位クラス、段位クラス)をはじめに、出していこうかと思っています。

    それともう一つ、美文字くらぶに「ペンの光スターターキット」の購読のお知らせが、ありましたが、添削がついているものらしいのですが、utaさんは、どう思われますか?

    単品でペンの光を購読して提出するか、ペンの光スターターキットを購読して提出するか、悩んでます。
    utaさんの意見が、あれば教えてください

    この2点の質問の回答、お願いします。

  13. uta より:

    >>ももさん

    ごぶさたしております。
    ボールペン習字講座の修了、おつかれさまでした。
    『ペンの光』を購読されるのですね。
     
     
    ご質問の件ですが、
     
    >練習用紙は何を使ってますか

    練習用紙は「ライフ プレインレポート」をよく使っています。
    薄紙なのにインクがにじみづらく、なぞり書き用途としても便利です。

     
    >「ペンの光スターターキット」について
    スターターキットは利用したことがないため、何とも申し上げにくいところですが、
    規定部のみで始めるのでしたら、用紙もセットになっていることですし、都合が良いのではないでしょうか。

    あとは、ボールペン習字講座の添削がどのくらい役に立ったかですね。
    添削結果を見返すことで、技量が一段階高まった覚えがおありでしたら、
    積極的に利用してみる価値はあると思います。
    毎月昇級の可能性も高まるはずです。

  14. もも より:

    こんばんは。
    返信ありがとうございます。

    いろいろと質問の回答をしていただいてありがとうございます。

    utaさんの意見を参考に、して「ペンの光」購読考えてみます。

    また、質問が、あれば、回答、よろしくお願いします。

  15. もも より:

    こんばんは。
    質問です

    ペン字(ボールペン)で、練習している時、楷書、行書、草書の字を書こうと思った時、わからなくなります。

    そこで、漢字は、日ペン「ボールペン習字講座」受講した教材の中に(「硬筆新辞典」田中鳴舟著)があったので、それで楷書、行書を、練習しています。草書は、ほぼつかわないですが、「草書の字ってこんな字なんだ」と勉強させられました。ためになりました。

    話は戻しますが、漢字の方は、硬筆新字典で、わかるのですが、ひらがな、カタカナの、楷書、行書、草書の字が、わかりません。
    大型書店で探してみましたが、ひらがな、カタカナの字典は、ありませんでした。

    そこで、utaさんが知っている「ひらがな、カタカナ、漢字」の楷書、行書、草書の書いてある字典が、あったらおしえてください。(できれば、ひらがな、カタカナ、漢字の3つ書いてある字典。なければ、ひらがな、カタカナの2つ書いてある字典を教えてください。)
    書名、著者名、出版社名も教えてください。
    お願いします。

  16. uta より:

    >>ももさん

    >ひらがな、カタカナの、楷書、行書、草書の字が、わかりません。
    >「ひらがな、カタカナ、漢字」の楷書、行書、草書の書いてある字典が、あったらおしえてください。

    日ペンの『硬筆新辞典』をお持ちでしたら、
    「楷書・行書に適したひらがな」p342, 343
    「楷書・行書に適したカタカナ」p344, 345
    このページをご確認ください。
    (重複している文字が「行書に適したひらがな」に相当します)

    もしくは、日ペン「ボールペン習字講座」テキスト第一巻『ひらがな・カタカナ・数字』
    p14,15, p28,29 にて、ひらがなとカタカナの一覧が大きく掲載されていますので、
    そちらの見開きページをコピーしておくと、冊子の厚みを気にせず練習しやすいかと思います。
     
     
    次に、「ひらがなの行書」は、
    『知識ゼロからのつづけ字・くずし字の書き方』 田中 鳴舟(著)  幻冬舎(出版)
    を参照されると、日ペンの行書風ひらがなを習得しやすいです。

    もしくは、日ペン「ボールペン習字講座」テキスト第五巻『行書2・かなの連綿』
    p22~31にかけて、連綿の基本パターンが載っています。そちらもご参照ください。

    日ペンの場合、楷書風・行書風ひらがなは、(大雑把に見れば)字形にそれほど違いがありません。
    続け字とすることで行書らしさがより引き立ちますので、
    連綿について本格的に学習されるのでしたら、こちらの本が適しています。
     
     
    最後に、「ひらがなの草書」「カタカナの行書・草書」についてですが、
    まず、カタカナの行書といったものはありませんので、
    テキスト第一巻の手本型を身につけるだけで大丈夫です。

    カタカナの草書は、「字源」と表した方が適切かと思います。
    同様に、ひらがなの草書は、「字源」や「変体がな」といった類のものになります。

    「字源」とは、ひらがな・カタカナの元になっている漢字のことです。
    「ひらがな」は、ひとつの漢字が徐々に略され変遷しています。
    http://cumacuma.jp/images/penji/diary/080417e.png
    一例:「奈」が略されて「な」になる様子

    「変体がな」は、古文書を読む際、ひらがなとして読める漢字【阿(あ)以(い)有(う)江(え)於(お)など】を総称して、変体がなと呼んでいます。
    私たちの日常生活では、ほとんど使われない文字です。
     
     
    ここまでをまとめますと、
    「漢字の楷・行・草」
    「楷書・行書に適したひらがな・カタカナ」
    「ひらがな・カタカナの字源」
    これらがオールインワンセットになっている字典は、
    『硬筆新字典』田中 鳴舟(著) 日本ペン習字研究会(出版)

    また、行書における続け字(連綿)を本格的に学ぶ際は、
    『知識ゼロからのつづけ字・くずし字の書き方』 田中 鳴舟(著) 幻冬舎(出版)

    この2冊があれば、事足りるかと思います。
    ももさんの場合は、既に日ペン「ボールペン習字講座」を受講されていますので、
    後者を買い足せば、ひとまず大丈夫かと思います。

  17. もも より:

    こんばんは。

    回答ありがとうございます。

    文字とは、おくが、深いですね。

    utaさんがおしゃってられたもので、練習します。