「ものぐさ」はコストがかかる

生涯、悪筆というコンプレックスを持ち続けても、その被害は微々たるもの。せいぜい一時の恥を数十回ほど経験するぐらいです。差し迫った危機感を抱くことは、まずないと思います。また、既に“読める字”は習得しているのですから、あえて「美しい」「優美な」「格調高い」といった付加価値を自分の字に生み出す必要性もさほど感じません。

つまり、人生において、キレイな字を書くことの優先度が低い。だから書の習い事は挫折率が高いのかも。

「ものぐさ」が呼び込む損害

本来、ペン字を始めるのであれば次の3点セットで事足ります。

  • ペン
  • お手本

ダイソーで揃えれば、計315円(税込)。でも何か物足りない。私を含めたものぐさな人たちはこう思うでしょう。「もっと簡単に上達できるやり方は他にないのかな」と。すると俄然、他人が編み出したノウハウに興味が出てきます。

手軽に吸収できる魅力的なノウハウといえば、通信講座でしょうか。大抵の人は、「高い受講料にはそれなりの理由があるはずだ」と思い込みがちです。でも結局のところは、「やるか、やらないか」にかかっているわけで、高額な教材であるほど学習効果が高まるわけではありません。

「そんなことは分かっている」心の片隅ではそう自覚しているはずなんです。分かってはいるけど、「大枚をはたけばきっと上手くやれるはず。できるできる!」なんてお金で自分を鼓舞してしまう。これが「ものぐさはコストがかかる」理由です。

ものぐさコストを見直す前に

コストを支払い続けることで「ものぐさ」が抱える悪循環を解消できるならそれに越したことはないんです。ただ、そのためには、相応の投資を覚悟しなければなりません。そして、お金と時間を湯水のごとく使ったとしても、大した効果が得られないこともあり得ます。例えば、フィットネスクラブや英会話教室など。

結局は、自分のやる気次第なんですよね。「好きこそものの上手なれ」とは言ったもので、興味を持った分野に取り組む時間は案外、苦にならないものです。逆に、いやいやながらも勉強する時間は、例え一生懸命になっても知識の吸収力はがくんと落ちてしまいます。

つまらないものはつまらない。だからこそ、その負の感情をいかに紛らわすか。継続するための鍵はそこにあるのかもしれません。

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