ペン習字で仮止め文具を使う場面

ペン習字の練習がはかどるアイテムの中に、クリップやテープといった留める機能を持った文房具があります。

どのような場面で使用するのか「字が上手くなる秘訣」を交えつつ、一部を紹介します。

市販のペン字練習帳だけでは物足りないとき

ペン字練習帳の冒頭に記載された「学習の進め方」にそのまま従うと、ひとつの字形を覚える前に先へ先へと進んでしまい、やらされている作業感が拭えません。

用意された練習マスに書き込むだけでは消化不良となる場合、別途に練習用紙を揃えると学習効果が高まります。

私は次のようなモノを使っていました。

なぞり書き用
ライフ プレインレポート
真似て書く用
ジャポニカ学習帳

なぞり書きする際には、手本に薄紙などを敷いてその上から書くのですが、ふとした力で用紙がズレてしまいます。ここではゼムクリップのような簡単に付け外しできる文房具が役に立ちました。

競書用紙に下敷きをセットするとき

私が購読している競書誌では、ネット上で手に入る「字が上手くなる方法」よりも深く掘り下げた方法論がたまに掲載されます。

その一部を紹介しますと、

字を習う上で最も大切なことは手本の見方です。手本を書こうとする用紙の真横において、一文字を何度も繰り返し練習することでしっかり覚えることです。

引用元:『ペンの光』 日本ペン習字研究会(2013/05)

似た表現として「一度に習う文字は少なく、根気よく」といった教訓もあります。

文字を習うということは、初心者の場合、手本の形を忠実に真似ることです。目に見える姿形を正確に追ってゆけば万人が上達できます。

引用元:『ペンの光』 日本ペン習字研究会(2013/07)

ペン習字の専門誌が「真似から入りなさい」と教えているのですから、間違いのない上達法なのでしょう。

初歩的なことになりますが、中心を通しやすく書く為の下敷きも色々工夫して作ってみましょう。

例えば、中心線と更に左右同じ間隔で計三本、または、5ミリ方眼紙を利用するのもよいと思います。この時に重要なことは、手本にも使用する下敷きと同寸法の線を入れることです。

一点一画、線の長さ、角度など細かく観察して書くことで、字形、間の取り方や行の中心などがとりやすく、手本により近づき素晴らしい作品になることでしょう。

引用元:『ペンの光』 日本ペン習字研究会(2013/09)

デッサンの分野で使う「測り棒」や「デッサンスケール」に似た道具を用意すると良いですよ、といったアドバイスです。

その「模倣に適した下敷き」とやらを用意すると、

こんな感じになります。下敷きと用紙を固定する際に便利なのが、マスキングテープ[1]です。

ゼムクリップのような厚みがあるモノで挟むと紙が浮き上がって書きづらくなるため、テープ類を使うようにしています。

それなりに粘着性があって、何度もはがせ、尚且つ耐久性がある、といった条件を兼ね備えていたのがマスキングテープでした。

マステは、「カモ井加工紙」を中心に様々なメーカーから豊富な種類が発売されていますから、選ぶ楽しさもあって使いがいがあります。

投函する課題を濡らしたくないとき

添削用の課題を送付する際にもマステが一役買っています。

私が受け取る分には用紙が多少ふやけても構わないのですが、添削する側の先生にとっては失礼にあたると気づき、念のためポリエチレン袋を介して封をしています。

紹介した使い方はほんの一例で、人によってはもっと楽に便利な方法を取り入れていると思います。

貼って剥がせるタイプの文房具は、粘着力が弱い順に

  1. ドラフティングテープ
  2. メンディングテープ
  3. マスキングテープ

中には、2と3の中間の粘着力をもつ「3M / はってはがせるテープ」といったテープもあります。一昔前からは想像が付かないほど文房具の機能性がぐんぐん伸びています。

  1. 手などにぺたぺたして粘着力を落とすと、より使いやすい []
スポンサーリンク

シェアボタンから、この記事の情報をおすそ分けできます