頭寒足熱で作業がはかどる「ホット脚入れヒーター」という足温器

ナカギシの「ホット脚入れヒーター」を使い出してから3シーズン目に入りました。

購入当初は、電熱線がすぐに断線して使えなくなるのではと心配でしたが、そんな兆候もなく冬場の暖房器具として重宝しています。

この手の足温器は種類が少なく、需要がないというより、そもそもの存在が周知されていないように感じます。

ともすれば生産中止になる恐れがあるので[1]、既ユーザのレビューを通して少しでも愛用者が増えてくれれば嬉しいです。

下半身だけ温まるので作業が捗る

「ホット脚入れヒーター」は、下半身をきんちゃく状に包み込む電気足温器です。

「長時間のデスクワーク」との相性が特に良く、ひざ掛けタイプの電気毛布と違って、これひとつで足先まで温まります。

エアコンで部屋全体を温めると頭がボーっとして眠気が襲ってきますが、「ホット脚入れヒーター」は「頭寒足熱」の環境を作り出してくれるので、頭が冴えたまま作業ができる点で特に気に入っています。

個人的な使い心地

サイズは高さが115cmほど。小柄な女性ならへその上あたりまですっぽり覆われます。

胴回りは130cmと十分なゆとりがあり、足の曲げ伸ばしが自由にできて窮屈さはあまり感じません。

足底の広さは、タテが足2つ分ほど、ヨコが肩幅くらいのスペースがあるので、足先を組み替えるくらいの気分転換なら簡単にできます。

購入前は、下半身が拘束されるようなイメージを持っていたのですが、割とゆったりしたサイズ感で他に用事がないときは「ホット脚入れヒーター」を着たまま1日の大半を過ごしています。

布地の素材は表地が綿100%。裏地がポリエステル100%です。

3年ほど使用してきましたが、いちばん傷みやすい足下の布地に擦り切れた跡がない様子を見ると、かなり丈夫な生地なんだと思います。

横着して「ホット脚入れヒーター」を着たまま歩行していたのにさすが国産といったところです。

肝心の温かさは?

うちの猫さんが隙あらば占領してきます。これまた気持ちよさそうに寝やがるので、邪険にすることもできません。すっかり熟睡しているのでよほど心地いいのでしょう。

人間が使うと、お尻や足の裏など布地と密着する部分がよく温まります。

「ホット脚入れヒーター」内に熱気が生まれるというより、布地の中の電熱線と触れた箇所が温かくなる感じです。

なので、猫が乗ると太もも全体が温まります。かなり重いのに素知らぬ顔です。

温度を調整するにはコントローラを使います。節電効果も高いので一緒にまとめておくと、

温度「強」
約52度。
使い始めで一気に温めたいときは「強」。
約1分で熱を帯び始め、「強」のまま使うと足下がピリピリするくらい熱くなる。
1時間あたり 約0.51円
温度「中」
約36度。
普段使いの温度設定。只々ぬくい。
1時間あたり 約0.31円
温度「弱」
約20度。
ペットに占領されたときに使う温度。
1時間あたり 約0.11円
ダニ退治機能
温度「強」でポリ袋に密閉した後、3時間通電するとダニは死ぬ。

低温やけどに注意してください。寒くもないのにジンジンした傷みが走るのは危険な兆候です。私は「強」の手前ぐらいにしていつも使っています。

「足底がいちばん温かいのだろう」

と、うちの猫さんが申しております。

実際、足底の布地には一本の電熱線が等間隔に通っています。

末端冷え性に悩む人にとって、足裏全体を温められる機能があるのは助かります。

「腹巻き」と合わせて使うと芯から温まる

手先の冷えが気になる人は、内臓を優先して温めると指先の血流が良くなり、全身を温める効果につながります。

私の場合、冬場は「腹巻き」が欠かせないです。いくら上着を羽織っても腰回りは薄着になりがちですから、腹巻きを使って腹部を温めると体の冷えが和らぎます。

冷え性がひどい人は、腹巻きに「ハクキンカイロ」を忍ばせるとさらに血行が良くなります。熱量が使い捨てカイロの比ではなく、腰回りがじんわりと温まって気持ちいいです。

あらかじめ補強しておきたい箇所

毛玉とは無縁な生地ですが、年数が経つにつれて糸のほつれが徐々に気になってきます。注意して使い続けるより、あらかじめ縫ってしまった方が気兼ねなく使用できます。

コントローラを出し入れするたびに、収納するポケットの糸がほつれてきたので、画像の赤部分を下手くそな手縫いで補強しました。

冷気を遮断する胴回りの調整ヒモ付近もほつれが気になりました。

糸のほつれより、電熱線の断線の方がよほど心配だったのですが、意外なほど丈夫でした。この調子なら4シーズン目に持ち越せそうです。

丸洗いができます

春がやってくる頃には、布地の裏が黒ずんで汚れてきます。

ご苦労様の意味も込めて手洗いしておくと、次のシーズンも気持ちよく使えます。

長時間のデスクワークに適した「ぬく袋」

図解ぬく袋(修正版)今冬のデスクワークはこれで乗り切れ!… on Twitpic

この「ホット脚入れヒーター」は、通称「ぬく袋」として一部の絵師さんの間で高い支持を受けています。愛用者ならではの図解イラストがとてもかわいらしいです。

私がぬく袋を購入したのは、コタツの上にノートPCを置く「コタツトップ」という環境からの脱却が目的でした。

コタツの誘惑はすさまじいです。休憩がてらに少し横になっただけで眠気に襲われます。そんな自堕落な環境では作業が捗るはずもなく、間もなく「PCデスク+オフィスチェア」に切り替えました。

結果的にこの選択は功を奏しましたが、如何せん冬場がきつく、凍えるような足先をどう解消するかが問題でした。

エアコンやファンヒーターを使うと、暖かい空気が天井にたまりやすく、冷たい空気は足下に残ったままです。

「なるべく暖房効率が良いモノを」と調べまわって辿り着いたのが「ホット脚入れヒーター」でした。

節電効果も高く、「ぬく袋」と「適度な厚着」に頼りながら東北の冬を難なくやり過ごしています。

販売企業が変わりましたが、私が使っているモノと同製品です。

ホット足入れヒーター NA-21SHZ
椙山紡織

Amazonでレビューを確認する

  1. 「ホット脚入れヒーター」の製造元である「ナカギシ」は2014年に倒産し、他会社が製品を引き継いでいます。 []
スポンサーリンク

シェアボタンから、この記事の情報をおすそ分けできます