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『小石ペン』という競書誌

競書誌『小石ペン』

小石しょうせきペン』は、かな書家でペン書道の大家であった、三室小石先生の流れを汲む書道研究小石會が発行している競書誌です。

『小石ペン』で学べる課題

昇級・昇段が関係する部門は、

規定部
1,2行の短文(楷書・行書)
かな部
1,2行の短文(かな課題)

2つの部門に分かれ、級位に応じた課題に取り組みます。

級段位の構成は「10級〜1級、準初段〜5段、準師範、師範」 となっています。

その他の随意課題は、

便箋・はがき課題
6行程度の行書によるタテ書き
ヨコ書き課題
3行程度の文を行書で書く
ボールペン課題
マス目の中に漢字かな交じり文を書く
大字課題
一文字の漢字を楷書・行書・草書・隷書で書き分ける

といった作品を提出できます。

『小石ペン』ひとくちメモ

他誌になりますが、小石会を設立した三室小石先生について言及された一文がありましたので紹介します。

当時ペン字に目を向けた書家は勿論他にもいらっしゃいます。鷹見芝香先生とか三室小石先生などもそうですが、「かな」を専門とされる先生がたが多かった。いわゆる和様です。

『ペンの光』2016年7月号

和様とは、唐様(中国様式)の対義として用いる、日本で独自に発展した書の様式を意味します。

柔らかな筆致によって温和な印象を与える書きぶりが「和様」の特徴でもあり、『小石ペン』の手本は、従来の硬筆手本に慣れ親しんだ人にとって、やや違和感を感じるくらい和様の要素が強めです。

個人的には、教室の先生が書いてくださる肉筆手本と共に学ぶことで、書く楽しみが広がる書風のように感じました。

『小石ペン』 かかる費用について

誌代
毎月830円 + 送料80円
半年分の前納が必要
用紙代
課題に応じた競書用紙 各145円
添削費用
作品1点につき500円
各課題の手本執筆
1点につき1,000円〜

このほか、春期・秋期検定試験があり、昇段するにあたっては受験料が必要となります。

『小石ペン』見本誌の請求先

お問い合わせページ– 書道研究 小石会

『小石ペン』の概要ページ