正しいペンの持ち方について調べてみた

正しいペンの持ち方を習う機会は本当に少ないです。

小学校でそれらしい手ほどきを受けてからは、表立って持ち方を見直されることもなく、自ら進んで持ち方を直そうと思ったときには、一度身に付いた頑固なクセが固着しています。

「自分でもおかしい持ち方だと自覚はしているけれど、どうやって直したらいいのかよく分からない」

人前で字を書く機会が多い人にとってはたいへん悩ましい問題です。

そんな人のために、持ち方の見本だけでなく、それぞれの指の力加減も踏まえて詳しく解説していきます。

はじめにまとめ

手の大きさや指の長さには個人差があり、それぞれに合った持ち方は微妙に異なります。

ここで紹介する持ち方は基本フォームに留めてもらい、ある程度なじんできたら、今度は自分にとって最適な持ち方にチューニングしてください。

難しいことは特にありません。その持ち方がしっくり来たらほぼ正解なのです。

疲れない持ち方がもたらす様々な効果

この記事がゴールとする地点は、「字は力を入れなくても書ける」という意識の転換です。

ふんわりと優しい持ち方へ改善することで、

  • ペンだこ、腱鞘炎けんしょうえんの予防。
  • 長時間・大量の筆記作業が苦にならない。
  • 手の疲れを気にせず集中力が長く続く。

といった、副次効果があります。

ペンの自重だけで線が引ける持ち方は、それだけで指先の疲労感を軽減できます。

ちょっと長いですが、正しく持ってサラサラと書くために必要な情報を全て盛り込みました。繰り返し読みながら実践してみてください。

紙の裏にまで凹凸が残る強い筆圧は「なんと無駄な力であったことか」と体感できるようになったらゴールは目前です。

真似してみよう 持ち方の見本

横から見た正しいペンの持ち方

下から見た正しいペンの持ち方

一人称(本人)視点による持ち方が分かりやすい参考図書として、『10日で「美文字」が書ける本』があります。

著者は、書写・書道教育の研究にも携わっている青山浩之先生です。

付録のDVDから正しい持ち方を360度チェックできます

この本では、正しいペンの持ち方は「握る」のではなく「つまむ」ようにと説明しています。

くるりん法でペンを持つ

  1. 机の端からペン先がはみ出るように置き、親指と人差し指でつまむ(つまむ位置は、ペンの先端から約3cm)。
  2. ペンを上に持ち上げ、中指で押し出しながらくるっと手前にひっくり返す。
  3. 中指をペンに添えて、3本の指で軽く持つ

(NHKまる得マガジン「さらばクセ字!初めての美文字レッスン」より)

青山先生考案の「くるりん法」を使うと、わずか3つのステップで正しくペンが持てるようになります。

筆記具によって持ち方の角度が変わります

ボールペンのよい持ち方 - 側面から

横から見たボールペンの持ち方

(『パイロットペン習字通信講座 学習ガイド』p9 より)

ボールペンは、軸をやや立て気味にして持ちます。(私の持ち方はこんな感じです)

デスクペンのよい持ち方 - 側面から

横から見たデスクペンの持ち方

(『パイロットペン習字通信講座 学習ガイド』p8 より)

デスクペンや万年筆は少し寝かせるようにして持ちます。(私の持ち方はこんな感じです)

いずれの持ち方も人差し指の第二関節までを“ペン軸に巻きつけるようにして”持っています。ペン軸と人差し指が触れる肌面積を増やすことで安定感のある持ち方になります。

Q&A なぜ筆記具によって持ち方の角度が違うの?

それぞれの筆記具には、“推奨される持ち方の角度”が存在します。

鉛筆
55~60度
ボールペン
60度~90度
万年筆・デスクペン
書きたい字幅に応じて(55~60度が適当)

約60度。この角度が書きやすいと感じる理想的な角度といえます。

60度の角度を基準として、ボールペンで書く際は、立て気味にして持つと筆記中に線がカスレません。

ボールペンの筆記角度

ボールペンは紙の上でボールが回転することで、ペンのインクが紙へ転写します。そのため、ボールが回転する60°~90°の筆記角度で筆記するのが理想的です。

お客様相談室 紙の上でボールが回らない場合 | 三菱鉛筆株式会社

ボールペンの場合は、快適な書き味を維持するためにも、ペン軸をやや立て気味にして持ちます。

それぞれの指の力加減について

「ペンが落ちない程度に支える」

この状態を基本として、親指と中指でペンを持ち、人差し指がナビゲーター。小指は土台役。

それぞれの指にこのような役割を与えます。

親指と中指の配置

上のような持ち方に人差し指を添える、だと分かりやすいでしょうか。

筆記中は、どの指にいちばん力が掛かるかというと、実のところ、ペンを持つ3本の指に力はほとんど必要ないんですね。

理想はペンを持つ3本の指に対して均等に力を分散させることにあります。この状態でしたら、いくら書き続けても指が疲れることはありません。

ひとまず「ペンが落ちない程度に軽く持つ」この状態を維持できたら、良しとしてください。でもこんな不安定な持ち方では満足に線が書けないはずです。

ここで一工夫が入ります。小指を軽く「くっ」と曲げることです。

小指の使い方について詳しく

ペン習字の教本ではめずらしい「体の上手な動かし方」について言及している書籍をベースに小指の使い方を説明します。

小指が働けば字は劇的に上手くなる

おそらく多くの方は、

  1. 人差し指
  2. 親指
  3. 中指

の順番で、力を入れていると思います。

直接ペンを握るその三本の指に力が入るのは当然のことですが、ずっとそのままの状態が続くと、手はかなり疲れてくるはずです。(p70)

『まっすぐな線が引ければ字はうまくなる』 高宮 暉峰(2006年)

私も以前は、人差し指の腹に思いっきり力を入れて書いていました。

指先の色が真っ白になるほど力んでしまっては、短時間の筆記でも疲労してしまいますよね。

では、疲れずにボールペンを安定させるには、どうやって持ったらよいのでしょうか?

それは、ずばり「小指」に力をいれるのです。

ボールペンを持っているとき、小指は軽く握られた状態になっています。

この状態のまま、小指を手のひらにくっつけるようにして、軽く力を入れます。

ぎゅっと握り締める必要はありません。軽く「くっ」と力を入れてみてください。

小指に軽く力を入れると、手のひらの中心と下の部分に自然な力が入ります。これが大切なのです。

この部分を支えにしながら、ボールペンを握ると、ペンを持つ腕の下側に力が入ります。

そうするとその力が肘に連絡されるので、上手に肘を使うことが出来ます。(p70,p71)

『まっすぐな線が引ければ字はうまくなる』 高宮 暉峰(2006年)

つまり、小指を土台とする意識でペンを持ち、軽く「くっ」と曲げると、その力が肘にも連絡され、安定した線が書けるようになるわけですね。

どうでしょうか。先ほどよりも少しは冴えた線が書けるようになりましたか。

写真を使ってもう少し詳しく説明しますね。

小指を曲げたとき筋肉が張る部分

小指を曲げたとき、小指側の側面から肘にかけて筋肉の張りを感じるはずです。この固定感を土台として筆記したとき、指先の力は大して必要ないことが分かります。

しっくりとくる小指の曲げ具合には個人差がありますので、各自で調整してみてください。

まだ少し理解するのが難しいかもしれませんが、大丈夫です。解説はまだ続きます。

用紙に触れる手の位置について

意外と見過ごされているのが、紙と手が触れる位置です。

用紙に触れる手の位置を下から見たとき

写真のように、2箇所の赤丸部分が紙と触れるようにして手を置きます。

小さな赤丸は、小指の第一関節を指しています。

大きな赤丸は、小指側の手のつけ根を差し、この場所を小指球しょうしきゅうと呼びます。

紙に触れる部分は、基本的に2箇所のみで「小指の第一関節」と「小指球」を支点として筆記します。

手の側面全体をべったりと置いてしまうと、ペンを動かす範囲が狭まり、縮こまった書字となる傾向がありますので注意してください。

最後に余った薬指はどうすればいい?

親指・人差し指・中指の位置さえしっかり決まれば、薬指も自然と具合の良いポジションが見つかります。

筆記中は、中指に引っ付くようにして薬指が動きます。

ペン先が停止しているときは、小指の上に薬指がちょこんと乗ります(私の場合)。

いただいたコメントから、深く意識すると混乱する箇所のようです。薬指以外の4本指がしっかり機能すれば、感覚的にしっくりくるポジションが見つかります。

ここまでのおさらい

正しい持ち方のフォームは?
「くるりん法」でつまむようにしてペンを持つ。
筆記しやすい持ち方の角度は?
約60度を基本として、ボールペンは軸を立て気味にして持つ。
それぞれの指の力加減は?
親指と中指でペンを持ち、人差し指がナビゲーター。小指は土台役。
ペンを持つ3本の指はゆったりふんわりとペンが落ちない程度に支える。
どうしても力んでしまうときは、小指を軽く曲げて余計な力みを肘へ流す。
手と紙が触れる位置は?
「小指の第一関節」と「小指球しょうしきゅう」の2箇所。

正しいペンの持ち方をおさらいできる図解

『さらばクセ字! 初めての美文字レッスン』 p7より)

ここまで読んだ方なら、上の画像のチェックポイントをすべて理解できるはずです。

「小指球」を固定した書き方は、大きな文字を書く際に窮屈に感じるため、場合によっては肘をも動かす気持ちで書くと、楽に書けます。

もちろん姿勢も大事です

正しい姿勢による正しい持ち方が大事であることを示した教科書の1ページ

(旧文部省検定済 教科書『新しい書き方 二』p3 より)

「かきかた」の教科書には、ペンの持ち方の他にも姿勢を正す必要性を説いています。

両手の平にお尻を乗せたときに、はっきりと感じる骨の部分(2箇所)を坐骨ざこつと呼び、ここに体重を乗せ、”2箇所の坐骨で立つ”ようなイメージで背筋を伸ばすと、正しい姿勢を保ちながら筆記できます。

腰への負荷を小さくする「坐骨座り」は、足裏全体を床につけ、肩幅ほどの広さで脚を開き、膝の角度はほぼ90度にする点がポイントです。

筆記中は、ボーリングの球(5kg)ほどの重さがある頭を前に傾けることになり、首周りの筋肉に負荷がかかるため、たまに黒板を見るようなつもりで姿勢を正すと、緊張状態が和らぎます。

座っている姿勢は、意識しないと背骨が 「緩やかなS字型」 → 「C字型」の猫背になりやすいです。

特にあごが前に出るような不良姿勢は、長時間のスマホ操作にも似たストレートネックの原因となり、肩コリ・首コリなどを誘発します。

ですので、ペンを持つ利き手に限らず、体全体に意識を向けると背骨や首周りへの負担が和らぎ、ペンを正しく持つ心がけによって、ひいては猫背を予防できるメリットがあります。

坐骨座りは、お尻が痛くなる感覚がある意味正常で、緩衝材となるクッションを利用すると、背筋が伸びた美しい姿勢を無理なく維持できます。

書字の乱れを未然に防ぐちょっとしたコツ

この際ですから、心地よく字が書ける手の位置についても知っておいてください。

書く位置を利き手側に少しずらすと、ひじが自由に動いて文字が書きやすくなります。

せっかく「ペンの持ち方」や「姿勢」に注意を払ってもワキの風通しを良くする意識が薄れてしまうと、正したフォームが徐々に崩れてしまうんですね。

たとえば、真正面の位置(顔面の延長線上)に手を置いて書く場合、

  • ワキが締まるので、ひじを自由に動かせる空間が狭まる。
  • 横から文字を覗き込むような不良姿勢になってしまう。

猫背や斜め姿勢のいちばんのデメリットは、ぎこちない肘の動きによってまっすぐな線が書きづらくなることです。

「ひじ」を正しく使えばきれいな線が書ける

『まっすぐな線から始めるペン字練習帳』p11 より)

ですので、ワキを締めない心がけを持つことで肘が自由になり、思った通りの線が書きやすくなります。

他にも、心地よく書ける手の位置を定めたらなるべく移動させず、たまに紙を向こう側に送るようにして書くと、常に最良の位置を保ちつつ筆記できます。

特に、ノートの下側は手先が縮こまり、書いた文字が歪みやすいです。そんなときは、利き手の反対の手でノートを向こう側に送ると、書字の乱れをいくらか解消できます

サラサラと軽やかな手つきで書くためには

丁寧に書こうと思うほど指先に力を込めてしまう書き癖は、私もかつてそうでしたのでよく分かります。

ペン軸を強く握りしめると、ペン先はブレず安定した線が書けるため、失敗できない場面で強張った持ち方となってしまうのは当然の成り行きです。

しかしその強く握った持ち方、果たしてそこまでの力が必要でしょうか。

試してみてください。親指と中指の2本でペンを持ち、ペンの重みだけで字を書くと、おぼつかない書き方でありながらも、インクはたっぷりと出てきます。

実際問題、ペンの自重だけで線は書けるのですね。ここに人差し指の3本目が加わると、線が先ほどより安定するのではないでしょうか。

ここからが重要な点です。

必要最小限の力でペンを支えて持ったとき、この状態からどれだけの力を加えていけば安定した線質になるのか。

この境界線を知ることが、ゆったりと優しく筆記するための秘訣になります。

サラサラと軽やかな手つきで書くためには、「文字を書くのに過度な力は必要ない」という意識の転換が必要になります。この記事がゴールと定めているのはまさにここです。

持ち方を改善すれば、疲れにくい持ち方が実現できるわけではないのですね。

持ち方の改善は、ふんわりとペンを持つためのきっかけ作りにしか過ぎません。

筆圧をかける際に負荷がかかる箇所

(下に向かう力によって筆圧が発生する。握りしめる力は、無駄な力となりやすい。)

ここすごく大事なところなので、書き方の違いを比較して説明しますね。

指が疲れやすい書き方
ペンを持つ3本の指にぐぐっと力を加え、その圧力を紙面に伝えながら文字を書く。
せっかく持ち方を正しても、これでは指の痛みを感じやすい。
いつまでも楽に書ける望ましい書き方
手の全体でペンを包み込むようにして持って、手の重みで文字を書く(そんなイメージで)。
すると、紙をやさしく撫でるような書き方となり、筆圧ゼロでも線が書ける。
太く濃く書きたいときは、ペン軸を下に押し込んで筆圧をかける(指の握力で書きたくなる気持ちをぐっとこらえて)。
結果として、線の太・細を調整しやすくなるので、メリハリある文字が書けるうえ、指も疲れにくい書き方となる。

先述した「必要最小限の力でペンを持った状態から徐々に力を加えていく」というのは、指先の握力を高める意味ではなく、上から下に向かう手の重みをどれだけ加えていくかということなんですね。

指先のみを酷使する書き方から、手全体を使った書き方へと変わるため、とにかく楽に書けますし、極端な言い方をすると「指先を曲げなくても字は書ける」そういった筆記も出来るようになります。

このような楽に書ける書き方を身につけた人は、鉛筆の濃さがHBでは線が薄すぎて実用に耐えないため、2Bあたりに切り替えるなど、筆記具の環境も見直す必要が出てきます。

「ゆったりふんわりと字が書ける状態」とは、それほどの変化をもたらします。

いつの間にか指先に力が入ってしまう悩みの解消法

しかし、頭では分かっていても、気づくと筆圧が上がってしまい、いつもの痛みを感じてしまうものなんですよね。

「じゃあどうすればいいのか」というと、やはり常に意識するしかないです。力は入れなくても書けるものなんだ、と。

すると、ふとした拍子にふわふわと書けるようになるときがやがて訪れます。恐らく何の前ぶれもなく。「求めていた感覚はこれかもしれない」軽やかに書くための前提が必要だとしたらこの経験だと思います。

そして、たびたび登場する「小指」も重要なキーワードです。ここでは整体師をされている方のブログ記事が参考になります。

ペンで字を書く時、小指を少し曲げて、つまり小指側の筋肉を少し収縮させてしっかりとした支えをつくることによって実際にペンを握って操作する親指と人差し指の動きが軽快で自由になります

ペンを握る親指と人差し指にギュッと力が入ってしまい筆圧が強くなってしまう人は、しばらく字を書いていると手が痛くなりますが、それは動作を行う指も動作を支える指も同じになってしまうからです。

すらすらと字を書くためには小指側の筋肉をしっかりした状態にした上で字を書き続けることがポイントになります。

からだの使い方① | ゆめとわのblog

筋肉の仕組みには、一方が収縮すると他方が解放される連動作用があります。つまり、小指側を軽く曲げると、親指と人差し指の動きが軽やかになるんですね。

反対にペンを持つ手が力んでしまうと、土台となる小指側がゆるんでしまい、本来の機能を果たせなくなります。

作業をするのは親指と人差し指の役割ですが、つかんだものを安定させるのは小指の働きです。

そう考えますと、あまり大した役割はしていないように見えてしまう小指が、実は非常に重要な働きをしていると言うことができます。

からだの使い方① | ゆめとわのblog

各指に備わった機能を理屈として知っておくだけでも、腱鞘炎とは無縁な疲れ知らずのペンの持ち方が実現できます。

持ち方の矯正&筆記が軽やかになる「万年筆」

左「カクノ」 右「ペン習字ペン」

「正しい持ち方」と「筆圧の抑制」を同時に意識するのが難しいと感じる人は、筆記具メーカーのパイロットが発売している入門用万年筆を使ってみてください。

万年筆は、ほんの少しの筆圧で字が書ける感覚を実感しやすい筆記具です。だから線が掠れにくく、紙を撫でるようなふんわりした書き方と非常に相性が良いのです。

日常筆記に適した国産万年筆の中でも、持ち方の矯正をサポートするタイプは、

パイロット万年筆 カクノ
字幅は「中字」「細字」の2種類

キャップは、嵌合かんごう式(パチンとはめ込むタイプ)
定価1,000円+税
ペン習字ペン
字幅は「極細字」のみ

キャップは、ネジ式(保管時のペン先インクが乾きにくい)
定価500円+税

この2本です。

三角軸の形状に近い「カクノ」のペン軸を真上から見た様子

「カクノ」のグリップは、なだらかな三角形の軸になっています。

この三角軸に指を添えると、自然な形でペンが正しく持てるようになります。

カクノのペン軸は、低学年用の「かきかた」鉛筆軸と形状が似ており、指が密着する肌面積を増やすことで、疲れにくい持ち方ができる利点があります。

なだからなくぼみが指にフィットする「ペン習字ペン」のペン軸

ペン習字ペンは、指先が吸い付くようなくぼみを特徴としたペン軸になっています。

矯正力は、ペン習字ペンの方が強く、字幅はカクノ[細字]より一段階細いです。手帳など小さな文字を書き込む際に便利な字幅となっています。

万年筆カクノで実際に書いた様子

万年筆は、ボールペンで書くときと比べてペン先がわずかにたわみ、書き疲れを軽減できるメリットがあります。

また、ペン先の構造上、筆圧が極端に弱い人でもくっきり明瞭な文字が書けます。

字が楽に書ける下敷きもちゃんと使ってますか?

硬筆用ソフト下敷き「NO.1304」

筆記疲れによる様々な症状を和らげるもっとも手軽な方法は、硬筆用のソフト下敷きを使うことです。

従来のハードタイプ(プラスチック板)よりも柔らかい素材を使用したソフトタイプの下敷きは、ペン先がわずかに沈み込むクッション感があるおかげで、指先への負荷を軽減できる他にも、線が掠れにくく冴えた字になるメリットがあります。

紙の下にただ敷くだけで効果が表れるのですから、使わない手はないと思います。

あとは実践あるのみです

良くない持ち方だと自覚している人にとっては、普段使っていない指先の腱を酷使するため、指がつります。

私の場合、小指に繋がっている筋肉が特に痛かったです。

最初はへろへろな文字になって違和感がありますが、こればかりは仕方ないです。忍耐強く続けてください。

自転車や逆上がりの練習と同じ要領だと思えば、いつかきっと身につきます。

↑クセ字も直したいと考えている人はコチラをどうぞ

出典

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コメント

  1. nobu より:

    08-08-04での親指の質問に対し、utaさんが08-08-06で返答されていますが、同じ悩みを持つ者です。
    親指が書き始めは軽く曲がっていますが、直ぐにL字形に直角に曲がってしまいます。その結果、筆圧が高く、筆記速度も遅い。1cm四方の文字を書いているとき、指先だけが動いており、肘・肩は動いていません。「プニュグリップを付けても90°に親指の第一関節が曲がります。「もちかたくん(標準タイプ)」の場合は、軽く曲がる程度におさまっています。小指は第一間接あたりが紙面に接しています。
    軽やかにスラスラと文字が書けないものかと、悩み続けています。アドバイスをお願いします。

  2. uta より:

    返信が遅れてごめんなさい。

    >>けいちゃんさん
    画像のいくつかを反転させて左利き用にしてみました。
    http://cumacuma.jp/images/penji/diary/070701j.png
    http://cumacuma.jp/images/penji/diary/070701t.jpg
    http://cumacuma.jp/images/penji/diary/070701u.jpg
    違和感があるかもしれませんが、こちらを参考に再度トライしてみていただけますか。

    >>nobuさん
    流れるように書くための条件として、筆圧は低めが望ましいです。
    そして、その筆圧をコントロールする重要な要素は、実は精神的な側面が大きいんです。
    「ふんわり書いてみよう」そう思うだけで、筆圧は簡単に抑えられます。
    しかし、持ち方がうまくないために、自然と元の筆圧に戻ってしまう。
    持ち方の矯正は、筆圧を楽に調整するための土台作りと考えてください。
    この土台が強固であるほど、疲れにくい筆記が可能となります。

    さて、nobuさんの場合は、親指の第一関節の角度を問題視されています。
    親指をL字状に曲げてしまうと指先でペンを支えるため、親指の腹で支えた場合と比べて、
    ・面ではなく点に近い状態で支える。
    ・よって、安定性が悪く、筆圧が低いとだらしない筆跡に。
    ・また、爪先周辺に負荷が溜まり、疲れやすい。
    このようなデメリットが考えられます。
    なるべく親指の面で支えるようにして負荷を分散してください。

    そしてここからが重要かつ、伝えるのが難しいところなのですが、
    基本的にペンの自重だけで線は書けます。力はいりません。
    にもかかわらず、多くの人は力を入れて書きます。
    だらしない線となるからです。
    線を安定させるために、多くの人は力を入れて書きます。
    でも、力を入れずとも線は書けるのです。

    「ペンの自重に任せつつ、安定した線を書くためには」
    を実現するための方法を模索してみてください。
    軽やかにスラスラと文字を書くための答えは、ここにあると私は考えます。

  3. パン職人 より:

    スポーツや歌においても言えることなんですが、上手な人の動きを間近で見ると、
    イメージがつきやすいと思います。YouTubeに動画をあげてもらえないでしょうか。
    (横からのものと、上からのもの、両方あると助かります。)

  4. uta より:

    >>パン職人さん
    長々と文章を読まされるより、3分の動画で説明された方がずっと分かりやすいですよね。
    ただ、動画をアップロードする環境が整っていないため、当分その予定は先になりそうです。
    申し訳ありません。

    数年後の追記)書写教育の分野で著名な青山浩之先生が解説する動画の一部を掲載いたしました。

  5. nobu より:

    ご返答ありがとうございます。
    軽やかにスラスラと文字を書くためには、「ペンの自重に任せつつ、安定した線を書く」ための方法を模索してみるとのことですね。
    ペンの自重で線が書けることはわかっており、線を引くだけなら筆圧を弱くして書けます。ヨコ線だけなら、親指を軽く曲げるだけで大丈夫です。
    タテ線になると、親指の曲がりがややきつくなり、文字を書くとL字形になってきます。
    もち方は「正しいペンのもち方」としてネットで公開されている写真を参考にしています。矯正器具も使用していますので、とんでもない間違ったもち方をしているとは思えません。
    しいて言えば、薬指が小指の真上でなく上部(爪側)にズレて乗っている感じです。
    模索方法をいくつか教えていただけないでしょうか。

  6. uta より:

    >>nobuさん

    タテ線を引く場合は、人差し指をナビゲータにして手前に「クン」と曲げる感じで引いてみてください。
    同時に親指はL字形に曲がってしまいますが、これは関節の自然な動きであり問題ありません。

    親指の過度なL字形を改善したい場合、二通りの方法があります。
    問題がある持ち方を維持した状態で、
    ・用紙に触れる「手のひらのぐりぐり(小指球)」を少し手前(自分の側)に置いてください。
    ・もしくは、ペン先を奥に置いてください。
    親指の曲がり具合が緩和されるはずです。

    実際に拝見しないと何とも言えないのですが、
    個人的には「手のひらのぐりぐり(小指球」の置く位置を調整してみると何か変化が得られるのではないかと思います。

    数年後の追記)改めて見返すと、読む人に困惑しか与えない文章になっていますね…。申し訳ありません。
    ※2010年6月11日のコメントにて、sasaさんとの一連のやり取りから、親指の過度なL字形を解決できたとのコメントをいただきました。

  7. nobu より:

    utaさんへ

    ご返答ありがとうございます。
    人指し指を手前に「クン」と曲げる感じでタテ線をひくことを意識しながらやってみます。

    次の箇所の説明に関し、教えてください。
    ・用紙に触れる「手のひらのぐりぐり」を少し手前に置いてください。
    『少し手前』とは、小指球を自分の体の方に近寄せるということですか。

    ・もしくは、ペン先を奥に置いてください。
    これはペンを持つ位置を変えるということですか。私の場合、人指し指の先端からペンの先端まで2.5センチ程の距離がありますが、これを3センチとかにしてみるということでしょうか。
    あるいは、『「手のひらのぐりぐり」を少し手前に置いてください。』の反対で、体より離してみるということですか。小指球を近寄せたり、離したりして適当な位置を探すということですか。

    お手数ですが、宜しくお願いします。

  8. uta より:

    >>nobuさん

    説明が分かりにくかったですね。ごめんなさい。

    >『少し手前』とは、小指球を自分の体の方に近寄せるということですか。
    その通りです。

    >ペン先を奥に置いてください。これはペンを持つ位置を変えるということですか。
    いえ、ペンを持つ位置は基本的に変えないでください。

    まず、親指がL字形となってしまう問題の持ち方を再現してみてください。
    その状態で、小指の位置を固定したまま、小指球との間隔を空けてください。
    すると、親指の角度がゆったりしませんか。

    「ペン先を奥に」の場合も同様に、問題のある持ち方をまず再現してください。
    その状態で、小指と小指球の位置を固定したまま、
    ペン先(インクの出る箇所)を1cmほど体から離した位置に置いてください。
    すると、親指の角度がゆったりしませんか。

    この様な説明でいかがでしょうか。

    数年後の追記)言葉の違いにより誤解を招いてしまいました。
    誤「小指を固定」 正「「小指を置く位置を固定」

  9. nobu より:

    utaさんへ

    早速のご返答ありがとうございます。

    よくわからないので、質問します。
    『小指の位置を固定したまま、小指球との間隔を空けてください。』とは、何と小指球との間隔をどのように空けるのでしょうか。

    『ペン先(インクの出る箇所)を1cmほど体から離した位置に置いてください。』とは、人指し指を伸ばし、中指でボールペンを少し持ち上げ気味にすることでしょうか。言い換えれば、立て気味のボールペンを少しねかせて持つということでしょうか。

    宜しくお願いします。

  10. uta より:

    >>nobuさん

    補足説明しますね。

    まず、親指がL字形となってしまう問題の持ち方を再現してみてください。
    次に、小指とペン先の位置を固定したまま、「小指」と小指球との間隔を「親指の角度が緩やかになるまで」空けてください。

    それぞれの指にかかる負担を最小限にすると、長時間に渡って疲れずに筆記できます。
    また、軽やかにスラスラと文字を書ける要因にもなります。

    >言い換えれば、立て気味のボールペンを少しねかせて持つということでしょうか。
    はい、その通りです。
    ただ、ボールペンを持つ推奨角度は基本的に60度~90度なんですね。
    どこまで妥協してペンを寝かせて持つかは試行錯誤してみてください。

  11. nobu より:

    utaさんへ

    1日考えましたが、わかりません。
    どのようにしたら、「小指と」小指球の間隔を「親指の角度が緩やかになるまで」空けられるのでしょうか。全く想像がつかないのですが・・・。

    宜しくお願いします。

  12. uta より:

    >>nobuさん

    するとたぶん、nobuさんが実践している持ち方と、私がやって欲しいと思っている持ち方がかい離している可能性があります。恐らくこれ以上のアドバイスは、文章のみでは難しいです。
    お手数ですが、nobuさんの持ち方の画像をメールフォームから送っていただけますか。
    言葉足らずでごめんなさい。
    お力になれなくて申し訳ないです。

  13. nobu より:

    utaさんへ

    私の持ち方は、utaさんのボールペンの持ち方(掲載されているもの)をやや寝かせたかたち(ペン先と反対側のボールペンの上部が人指し指のつけ根あたりに触れています)で、親指をL字形にして、ボールペンをもっています。

    あいにく、画像を送る方法がわかりません。
    今まで記載されている多くのアドバイスを見ながら、持ち方を直していこうと思います。

    色々アドバイスをしていただき、ありがとうございました。

  14. はう より:

    こんにちわ

    一応書道六段を持っているのですが、ボールペンだと滑るような感覚がしてうまく書けません(汗

    あと、小指を支点にするとのことですが、そうするとたとえば 神という漢字を書く場合
    申 の部分がつぶれてしまいます。
    小指を支点にすることで、右方向への動きが阻害されてしまっているように感じます。なにかアドバイスなどございますでしょうか

  15. uta より:

    >>はうさん

    はじめまして。

    確かに小指を支点にした場合、左から右へ書く線が阻害されてしまいますね。
    小指は単なる土台として置いてもらって自由に動かし、「手のひらのぐりぐり」(小指球)を支点とした方が書きやすいと思います。
    そして、一文字書くごとに小指球を書きよい位置に適宜移動させながら筆記する、というのが私の書き方です。

    そうすると、今までのコメント欄に出てきた支点という言葉の使い方に語弊が出てきますね。
    混乱させてしまってごめんなさい。

  16. TZ より:

    こんにちは。現在司法試験目指して勉強中のものです。司法試験では、書くスピードときれいさがあるものが圧倒的に有利で、自分は字を書くスピードもきれいさもないので、持ち方をものすごくいろいろ試していました。このページに出会ってなるほどって思えました。ありがとうございます。

    中指と親指で固定するというイメージはわかるのですが、そうすると手で持っているというより、指先で持っている感覚になってしまうのですが、それでよいのでしょうか。

    あと、字のきれいな親にペンの角度がほほ垂直に立っていて変。自分の側にもっと寝せて書いたほうがよいといわれ、直そうとしたのですが、ペンを寝せると字がかすれてしまって、妙に指先が詰まって自由に手を動かせず書けなくなってしまいます。確かに寝せた方が、滑らかにかけるような感じがするのですが、立たせたままでよいのでしょうか?(早く字が書けるようにないたいです)

  17. uta より:

    >>TZさん
    はじめまして。

    >指先で持っている感覚になってしまうのですが、それでよいのでしょうか。
    合ってます。大丈夫です。
    理想としては、手のひら全体を使って包み込むような感覚で持ち、
    しかし実際のところは、指先でつまむように持っている、そんな感じです。

    私の場合、
    ・親指の腹部分
    ・中指の爪の付け根あたり
    ・人差し指全体(つま先からつけ根にかけて)
    でペンを支えて持っています。
    画像に当てはめると、
    http://cumacuma.jp/images/penji/diary/070701i.png
    こんな持ち方になります。

    >寝せた方が、滑らかにかけるような感じがするのですが、立たせたままでよいのでしょうか?
    ペンを持つ角度は、筆記具によって使い分けてください。
    お使いの筆記具がボールペンでしたら、ペンの角度が直角であっても問題ありませんよ。

    >早く字が書けるようにないたいです
    早く書くためのコツは、実は私も探求中なんです。
    疲れにくい持ち方を実現すれば、大量の筆記においても書く速度が緩まず、結果的に早く書ける、
    ということぐらいでしょうか。
    司法試験、がんばってください。

  18. sasa より:

    字が汚くて悩んでいましたが、このページで無駄な力が入っていたことが分かりました。ブログの内容と、コメントを読んで、すごく参考になりました。ありがとうございます。

    ところで横なのですが、nobuさんとutaさんの会話で気になったところがあるので教えていただけると嬉しいです。
    私はおそらくnobuさんと同じもち方なのですが、

    >次に、小指とペン先の位置を固定したまま、「小指」と小指球との間隔を「親指の角度が緩やかになるまで」空けてください。

    とは、小指をグーの状態から少し広げる→それについてる薬指、中指も広げる、ペンがちょっと横になりペン先が前に行く→それについてる人差し指、親指も伸びる(広がる)、よって親指がL字でなくなる。
    ということでよろしいでしょうか?

    もしお時間があればお答えいただけると嬉しいです。

  19. uta より:

    >>sasaさん

    そうですそうです。
    nobuさんとの会話では2つのやり方を説明させていただいたのですが、どちらの方法も、
    ペン先を前に突き出せば、それに伴って人差し指と親指が伸びる→すると、親指がゆったりとした感じになる。
    という効果を狙っています。
    つまりは、ペンの角度を寝かせて書くということなんです。

    指の長さには個人差があるので、一概にこうだとは言えないのですが、ひとつの改善策として試してみてください。
    補足説明どうもありがとうございました。

  20. sasa より:

    お返事ありがとうございます。
    あれからお手本の写真と自分の手とを、アングルを同じくして観察しました。どうやら私は持ち方以前に手が寝てたようです。小指全体がべたっと紙面について、体重がのってました。

    横から見ると写真のように親指が見えるだけでなく、手のひらが見えました。真上からは親指と手の横が見えます。普通はマウスをにぎるように手の甲が見えるはずなのですね。これが卵を収める、とはこういうことだったのですね。姿勢が悪いのも手置き方からきている気がします。

    手を起こして、手の甲が見えるようにすると、親指も自然に伸びました。小指の第一関節と小指球だけが付く、というのも理解できました。

    このページのお陰で、ペンの持ち方以前の手の起き方に気づく事ができました。ありがとうございます。

  21. uta より:

    >>sasaさん

    なるほどー。
    自分の中では再現できていると確信できても、よくよく見れば、大事な箇所が成っていない。
    そんなパターンもあるのですね。
    最終的には、やはりご本人の「気付き」に懸かっていますから、思い込みをいかに排除できるかも重要視されますね。
    難しい問題ですが、sasaさんはその点をやってのけたと。すごいと思います。

    「マウスをにぎるように」のくだりはとても分かりやすかったです。
    こちらこそありがとうございました。

  22. nobu より:

    sasaさんへ

    utaさんとのやり取りの中で、理解できなかった次の点が、sasaさんの5月28日の次の説明で理解できました。ありがとうございます。

    <理解できなかった点>
     4月29日のutaさんの説明
     まず、親指がL字形となってしまう問題の持ち方を再現してみてください。
     その状態で、小指の位置を固定したまま、小指球との間隔を空けてください。
     すると、親指の角度がゆったりしませんか。
     (小指の位置を固定したまま、どうやって小指球との間隔を空けるの?)

    <5月28日のsasaさんの説明>
     小指をグーの状態から少し広げる→それについてる薬指、中指も広げる、ペンがちょっと 横になりペン先が前に行く→それについてる人差し指、親指も伸びる(広がる)、よって 親指がL字でなくなる。
     (小指を動かしてもいいのですネ!)

    utaさんへ
    的確なアドバイスをしていただいているのに、理解できなくて済みませんでした。

  23. uta より:

    >>nobuさん

    何か得るものがあったのですね。よかったです。
    すると、「小指の位置を固定する」→「小指を置く置を固定する」とお伝えすればよかったですね。
    小指自体は自由に曲げ伸ばししても大丈夫です。
    いずれにしろ、私の説明不足でした。すみません。

  24. すがり より:

    こんにちわ。書き順を覚えなおしたら”醜い字”が”汚い字”に進化し、喜んでいたのですが
    とにかく手・腕が疲れる。力が入り過ぎというコトに気づき、グーグル先生でここに辿りつきました。
    角度は意外でしたね。角度と卵の持ち方実践した所、オシャレな髭を蓄えた執事のような字が書けました。
    ありがとうございます。返事はいりません。

  25. ishigamin より:

    こんにちは。

    このサイトのおかげで、物を書くときの手の疲れがなくなりました。
    ありがとうございます。
    矯正して1ヶ月くらいになりますが、
    未だに字がへろへろになってしまいます。
    デスクペンを使っています。
    何が悪いのか分かりません。

    なにかアドバイスをいただけるとうれしいです。

  26. uta より:

    >>ishigaminさん

    矯正をはじめて1ヶ月とのことで、新しい持ち方が馴染むにはまだ時間がかかると思います。
    手にかかる負担が少なくなったのは、とても良い傾向です。
    現在の持ち方に不満がなければ、その状態を維持しつつ、ペンを持つ手の握力・筆圧を若干高くするなど調整してみてください。

    線自体は、ペンの自重だけで十分書けます。あとはどの程度指先に力を加えればペン先を自在に動かせるのか、
    その辺を試行錯誤してみると改善点が見つかるはずです。

  27. ishigamin より:

    >>utaさん

    コメントいただきありがとうございます。

    ペンへの握力、筆圧を高くする事で少し書きやすくなりました。
    最近は筆圧を全くかけていませんでした。
    1ヵ月でもまだまだなのですね。

    ちなみに、ボールペン、シャーペンもデスクペンと同じ角度が書きやすいのですが、
    それでよいのでしょうか?
    それとも、ほぼ直角に書く事にトライした方が良いでしょうか?
    このページでは直角を推奨しているようですが、
    デスクペンを使いなれているので直角すると新たな書き方を
    またマスターしなければいけないと思い、負担です。

  28. uta より:

    >>ishigaminさん

    「ボールペンは直角に持った方がいい」というのは、あくまでインクフローを良くするための角度に過ぎませんので、もし負担になるようでしたら、書きやすい角度のまま手に覚えさせてください。

    持ち方を一度定めてしまえば、1ヶ月間でだいぶモノにできると思うのですが、その間に違和感なり修正したい点が出てくるため、「無意識下で望ましい持ち方」を実践するにはさらに時間がかかかるかもしれません。
    がんばってモノにしてください。

  29. ishigamin より:

    >>utaさん

    お返事が遅れてしまい、申し訳ありません。
    アドバイスいただきありがとうございます。
    いろいろ試行錯誤してみます。

  30. urufu より:

    ボールペンを持つと、どうしても中指が痛くなるのですが、どうしたらいいでしょうか。

  31. MIZUKI より:

    書いているとだんだん薬指が手のひらに近づいていって最後にはぴったりくっついてしまうのですがどうすればよいでしょうか?

  32. uta より:

    >>MIZUKIさん

    手の平で卵を包むような感覚でペンを持つように心がけると、薬指が勝手に動く状態を防げるかと思います。
    おそらく、書き続けるうちに、手が強張って握りこむような持ち方になっているのかもしれません。
    リラックスしながら実践してみてください。

  33. 大場 より:

    いやーおかげでボールペンがとても使えるようになったような気がします。ありがとうございました(・∀・)/

  34. ロスラン へるそか より:

    ありがとうございます 

    すごく丁寧でわかりやすい

  35. como より:

    uta様 こんにちは この度初めてメールするcomoです。

    かれこれ3年以上サイトを見させていただいております。
    今回これはと思ったことがありましたので初めてメールさせていただきました。

    手短に自己紹介するとかれこれ、20年近く文字のきれいな書き方を追求してきました。
    ペンの持ち方に関して形を明確に教えてくれた最初の本は、進藤康太郎先生著
    「この字いいね」と言われる字が書けるようになる本 という本の中に出てくる
    続木湖山先生の持ち方でした。

    この持ち方で字がだいぶ安定したのですが、朝早い時間や速筆をすると全くと言っていいほど
    字が汚い、昨日までのきれいな字はどうして書けないのだろう。
    気づき→開眼→元に戻る この連続でした。その後、高宮暉峰先生の本に出会い、
    やはり一度は小指、肘で開眼したのですが、元に戻ってしまうのでした。

    3年近くブログを拝読しているにも関わらず、更新されているコメントは丁寧に見ておりませんでした。
    しかし、今回、utaさんがコメントで書かれている下記の文章を目にし、

    “ふとした拍子にふわふわと書けるようになるときが訪れます。恐らく何の前ぶれもなく。
    「求めていた感覚はこれかもしれない」”

    “前提が必要だとしたら、この経験だと思います。「ペンの自重に任せつつ、安定した線を書くためには」
    を実現するための方法を模索してみてください。
    軽やかにスラスラと文字を書くための答えは、ここにあると私は考えます。”

    とにかくペンの自重を使って文字を書くことに専念しました。ペンはある程度力を入れて
    書くものという固定概念があったのですが、ペンの重さを利用して書くという初めての
    体験をして、私の中ではこれまでで最大の開眼(笑)があり、既に2週間が経ちますが、
    開いたままなのです。

    今年40歳になりますが、生まれてから鉛筆やボールペンが文字を書く際の主体だったため、
    習慣的に紙にペン先を押しつけて書くという筆圧のある書き方をしてきました。

    まさか、鉛筆や軽いシャープペンでも自重に任せて書くということができるとは思いませんでした。
    まさにどの本にも書いておらず、私にとって目から鱗の体験になってくれました。

    uta様にはご丁寧なブログを長年続けられ、私のような第三者が多少なりとも気づく機会を与えていただき、字を書く喜びを再度思い起こさせていただきました。

    ここに心からお礼をさせていただきます。ありがとうございます。

    como

  36. uta より:

    >>comoさん

    はじめまして。なんだかとてもお役に立てたようで嬉しいです。

    小さいお子さんが文字を書く様子を見ていると、慣れない手つきでありながらも鉛筆をしっかり握り、書いた跡がくっきり残るような筆圧で書いている子が多いように思います。
    その名残があるせいか、大人になっても「筆記具は押し付けて書くべし」といった概念を持っている人は意外と多いです。
    でも実際はペンの自重だけで線が引けてしまったりするので、筆圧による負荷はそんなに必要なかったりするんですよね。

    ただ、この事実に気付いて実践したとして、思うような結果が得られる人は少ないと思います。
    大半の人は「なんだこのへなへなした字は。まるで書けないじゃないか」といった感想を持つんじゃないかと。
    このような悩みは、持ち方を改善するにあたって誰もが通る道であり、その先に進むためにも必要な経験だったりします。

    すると、次にどうしようかと考えたとき、指先によるコントロールが要なのではと考え始め、
    それぞれの指の力加減を再考する方向へシフトしていきます。

    失敗しては反省して、失敗しては手だてを講じて。理想とする持ち方を会得するとなると、やはりこのサイクルは欠かせません。
    comoさんは、いわゆるPDCAサイクルに近い意識を持ち続けた結果、過去最大の開眼に至ったのだと思います。
    どうぞこの機会に文字を書く楽しみを存分に楽しんでください。

  37. como より:

    Uta 様

    メール返信ありがとうございます。

    ペンの自重だけで書くあの気づきから約一月が過ぎました。
    そして、ご指摘いただいた通りのことが起きています(笑)

    字がへなへなした感じなのです。かといって以前の持ち方も
    違和感があってできず、まさに振り出しに戻った感があります。

    そしてご指摘の通り指先のコントロールに行きつきました(笑)

    ただし、今回の開眼の目玉、筆圧を抑えた書き方は本物だと。

    これまでのきれいな字を書くことへの執着や葛藤が薄れていきている
    のを常に感じます。思った通りではないけれど、今はこれがベスト的な。

    なんとか初歩ステージをクリアしたという感じですね。これまで長かったけど、
    ここからが自分の頑張りようにかかっていると感じます。

    また何かご報告できるよう、少しずつ歩んでみますので
    よろしくお願いします。

    ありがとうございました。

  38. uta より:

    >>comoさん

    後日談ありがとうございます。
    個人的には初歩ステージにたどり着くまでが難しく、そこからは歩みが遅いながらも
    トントン拍子で理想とする持ち方に近づいていくと思います。
    同時に、記事内にある見本の持ち方は一例に過ぎないことも認識できるはずです。

    – 蛇足
    持ち方の矯正で得られるメリットとして、「思考速度を阻害しない」点が挙げられます。
    筆記具やインクの選択によって滑らかな書き味は得られるかもしれませんが、
    長時間の筆記による手の疲れは避けられず、「疲労」 → 「苦痛」 → 「思考の一時停止」に陥りがちです。

    comoさんのように、ペンの自重で線を書くようにすると、筆記具を選ばずとも紙を撫でるような書き味を得られ、指先への負担も和らぎます。
    キーボードよりもペンと紙を使った方が文章作成が捗る人は、持ち方の矯正は一考の余地があります。

  39. como より:

    uta 様

    こんにちは。

    中指の持ち方に関して。

    1)今まで中指の爪のわきの上の方で持っていた。
    2)爪のわきの中心か指先に近い方に変えてみた。

    その結果、中指の傷みがなくなった。
    字がすらすらと書けるようになった。

    中指一つでご指摘されている思考の速度を
    阻害しないようになったと思います。

    それにしても、utaさんのブログを見て様々な練習を
    されているのを拝読しました。

    己の熱心さ低いな〜とつくづく感じてしまいました。

    como

  40. uta より:

    >>comoさん

    返信が遅れてすみません。

    それぞれの指を注視しながら調整していくと、中指の接する位置も重要になってくるのですね。
    理想とする持ち方に着々と近づいている様子が伺えます。

    突き詰めていくと些細な見直しでこれほど変わるものなのですねー。
    実際問題、このような気付きを自発的に得られる人とそうでない人、得手不得手がはっきりしているように感じます。
    同じような悩みを抱えている方がいたら、ぜひ力になってあげてください。
    きっと助けになる思います。

  41. sake より:

    ただしいえんぴつのもちかたの画像を見て
    (1.おやゆびとひとさしゆびではさんでもつ。)とあるのですが、親指と中指では無いのですか?
    ペンの所では 「ペンが落ちない程度に支える」これを基本として、親指と中指でペンを持ち、人差し指がナビゲーター。と書かれていますが・・・

  42. uta より:

    >>sakeさん
    ご指摘いただいた画像は、鉛筆を持った際の角度を分かりやすいようにと参照しました。
    この記事では、親指と中指で持つことを推奨しているので混乱する原因となっていますね。
    後ほど修正いたします。
    ご指摘ありがとうございます。

  43. トト より:

    はじめましてトトと申します。

    当ページの最初に掲載してある「正面からの図(写真)」についてお尋ねしたいのですが、写真ではペンが机とほぼ直角です。現在、自分が使用しているシャープペンが製図用の重さがあるものであり、長時間使用していると自然と親指と人差し指の間に向かってずれ落ちてしまいます。写真のイメージに近づけるためには軽いシャープペンに変える、もしくはシャープペンを人差し指に乗せる形(角度的には70度くらい)に変更するのどちらが良いと思われますか?

    よろしくお願いいたします。

  44. uta より:

    >>トトさん
    はじめまして。
    トトさんの持ち方を拝見すれば、気付く点がいくつか見つかるかもしれませんが、
    いただいたコメントの限りでは、無理に矯正する必要はないかと思われます。

    長時間ペンを持った結果、親指と人差し指の間にペン軸が収まるのであれば、
    そのスタイルがトトさんにとって塩梅のいい状態なのだと思います。

    こちらで紹介しているペンの持ち方は、2つの利点を両立させています。
    1つは、手に負担のかからない持ち方であること。
    もう1つは、線やインクをきれいに乗せる筆記角度であること。
    しかし、手の骨格には個人差がありますから、当ページの持ち方が全ての人に合うわけではありません。

    正しい持ち方の1つとして、トトさんのような親指と人差し指の間にペン軸を収めているパターンも実はあるんですね。
    ですので、矯正前の持ち方に不都合を感じない場合は、現状維持という選択肢も検討してみてください。
    シャープペンをお使いであれば、かなり寝かせた筆記角度でも問題ないはずです。

    見当はずれな意見でしたら申し訳ないです。

  45. トト より:

    ご返信ありがとうございます。

    現在、資格の勉強をしておりペンを持つ機会が増えましたので、この機会を利用して字に改善しようと思っていたところ運よく当サイトにめぐり合えました。uta 様と皆様のやり取りはとても興味深く、参考にさせていただいております。ご指摘のように自分の手にあったもち方を探してみようと思います。ご丁寧な返信ありがとうございました。

  46. uta より:

    今までにいただいたコメントの中で、
    特に参考になると思われる部分を記事内に反映いたしました。

    たくさんのご質問・ご感想をお寄せいただき、ありがとうございます。

  47. Mika より:

    万年筆の出会いから、筆圧にこだわりはじめ
    ペンの自重で書けることを体感しました、欲も出てきて、より滑らかに書くにはどうしたら良いのか模索をしていた時、このサイトに出会い実践しています。長い間、天声人語を書き写しながら、字の矯正を続けてきましたが、字本体よりも、文章の中の
    字の並び方なのではないかと思い、意識してしてきました。
    ここでは、更に各指一本ずつに役割があることにも気がつき、ますます向上心が湧きます。ありがとうございました。参考になりました(^-^)

  48. uta より:

    >>Mikaさん

    >字本体よりも、文章の中の字の並び方なのではないかと思い、意識してしてきました。
    天声人語の書き写しからそのような考えに辿り着いたのでしょうか。
    たいへん重要な気付きを得てらっしゃいます。

    字形の矯正に成功しても、文章として見るとぱっとしないことはよくあります。
    文章として見たときの美しさは、Mikaさんの仰る通り、字配りが要になってきます。

  49. マイネーム より:

    初めまして。
    僕は昔から字が下手で、小中学生の頃に書いたノートは自分でも読めないくらいです。
    それというのも鉛筆の持ち方がおかしかったからだと思います。
    よく正しい持ち方といわれるものは中指で支えますが、僕の場合、
    中指にあたるとすぐに痛くなって赤黒くなってしまう(うっ血というものでしょうか)ので
    なかなか矯正できず薬指も入れた計4本で支えるという大変おかしな持ち方になってしまいました。
    この持ち方は長くやってしまっていたので少しは安定するのですがすごく疲れます。
    このサイトでもいわれているようにかなり力を入れて書いてしまっているので余計にです。
    さすがにこれではいけないと思い、調べているとこのサイトを見つけた次第です。
    大変参考になりました。小指のことを考えたことはなかったです。
    これからは意識してやってみようと思います。
    ありがとうございました。
    あとこれはやってはいけないみたいなものがあれば教えていただきたいです。
    文章を読むだけでは完全に理解できないこともあるもので・・・。
    長文失礼しました。

  50. uta より:

    >>マイネームさん

    はじめまして。
    中指は皮膚の薄い部分でペンを支えるため、どうしても痛みを伴いやすい部分だと思います。
    この痛みを軽くする方法は2つあります。
    1つはペンだこのように皮膚を分厚くすること。
    もう1つはペンを支える箇所を微妙に変えてみること。
    個人的には、前者は抜本的な解決にはならないため、後者をおすすめしています。

    マイネームさんの場合は、持ち方を矯正してから日にちが浅いと思われるので、
    まずはあんばいの良い持ち方を手に馴染ませてください。
    そのうえで、中指のどの部分が最も負担が軽くなるのか。
    ペンを当てる場所を数mm変えるだけでもだいぶ変わってくると思います。

    「やってはいけないこと」は根を詰め過ぎないこと、でしょうか。
    ゆっくりじっくり着実に。気が向いた時に少しずつ持ち方を調整してください。

    逆に「やった方がいいこと」は、持ち方を写真に撮って観察することです。
    自分の持ち方と望ましい持ち方のどこが異なっているのか。比較するとよく分かります。
    携帯カメラでも構いません。自分の持ち方を客観視する機会をいちど作ってみてください。