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3月の課題(中級)

3月のテーマ – タテ書き(3) はがきの通信文を書く

左:添削課題 右:級位認定課題

3月の添削課題3月の級位認定課題

日ペンについて思うこと

書きながら数文字先の配字を計算するのが苦手です。行末が揃わず見苦しい感じになってしまいました。

パイロットペン習字の添削や採点の傾向は、どうも字配りや筆意に重点を置いているような気がします。

個性を尊重した上での指導というのか、少なくとも模写第一主義というわけではないようです。

そのせいか、わかくさ通信に掲載される作品もその人らしさが表れているような気がします。

パイロットペン習字もいいけれど、田中鳴舟先生がいらっしゃる日ペンも習ってみたいと最近はよく思います。

日ペン受講生が書く文字って総じて手本と寸分違わない端正な書きぶりなんですよね。それはもう同一人物が書いたのではと見紛うほどに。

しかし、この傾向に違和感を感じる人もいるようです。ある書の先生は、「どの生徒も同じ字ばかり書いていて気味が悪い」と仰っていたのが私の中では深く印象に残っています。

それでも悪筆で悩む人の大半は、実用として見栄えのする字を書きたいわけで、模写重視の指導法は上達を実感しやすく、一定の技術を持った指導者を輩出しやすいだろうし、生徒数が増えても添削の質を落とさずに済むし、大規模な団体として存続するためにも形臨を重視した指導法はなるべくしてなったような気もします。

添削課題 評点
89点
級位認定
2段