8月29日放送のためしてガッテンでは、脳が勝手に集中する仕組みについて特集されていました。
要点だけをまとめると、高い集中力を発揮するには、
- 小刻みな目標を立てるのが良い。
- 達成したときの「ごほうび」を用意するとなお良し。
- 作業中には環境音を流すのが効果的。
といった内容でした。
3分で分かる放送内容
- 暗算チャンピオンに協力してもらい、計算に集中する脳の活動部分を調べた。
- 実験データによると、高い集中力を発揮しているときほど、脳の一部分だけが活発に活動しており、他は活動が低下していることが分かった。
- つまり、集中するほど、脳は働かなくなっていた。
- 4人の男女が、日頃の集中力を試すゲームに挑戦した。
- ゲームの内容は、ラジオ番組を流し、その音に気を散らさずにどれだけ集中できるかを競ったもの。
- 突然、ラジオDJが参加者の名前を呼んだり、知人の声を流すと、それに反応を示した参加者だけが集中力を途切れさせてしまった。
- 集中力のお邪魔虫の正体は「自分に関係のある情報」だった。
- ガッテン流集中力アップ術
- 「環境音」を流す。
- 「小刻みな目標」を立てる。
1.「環境音」を流す
一定で変化のあまりない環境音は、聞いていても脳が働きにくい。気が散る音を環境音で覆い隠すことにより、自然な形で集中状態に入れる。音をもって音を制する。
2.「小刻みな目標」を立てる
達成度を確認しやすい「小刻みな目標」は、脳の司令塔である前頭前野を活性化する。また、「クリアできたら定時に帰れる」「達成したらおいしいものを食べに行く」といった集中ワードを併用することで、集中状態の持続力がぐんと高まる。
まとめ
「脳を余計なことに働かせない」「小刻みな目標と集中ワードによって、脳を活性化する」
これらが歯車のように噛み合わさることで、高い集中力が発揮・維持される。
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