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ペン習字 通信講座の比較表(完全版)

通信教育で学べるペン字講座をネット上で探してみると、片手の指では数えきれいないほど多くの講座が見つかります。

選択肢が増えるのは、選ぶ側としてありがたいことですが、その中から自分に合った講座を探し出すのは、なかなかの手間です。

そこで、「3つの基準で見比べる、長続きする通信講座の選び方」でも紹介したチェックポイントと照らし合わせた上で、

このページで紹介する通信講座は、

  • 初めてペン字を習う人に適したカリキュラムが組まれている。
  • 硬筆を専門とした団体もしくは講師が監修している講座である 。
  • その講座を修了した後も同系統の手本で長く続けられる仕組みが整っている。

といった条件をクリアした講座に限定し、表にまとめました。

初心者向けの通信講座 一覧

硬筆をも専門とする団体の通信講座に絞ると、それほど数は多くありません。

費用・受講期間で比較したとき

※通信講座のリンクをクリックすると、公式ページへ移動します

通信講座費用期間
(最長)
添削
一括分割払
ボールペン習字講座
(日ペン)
29,800円可能6ヶ月
(12ヶ月)
12回
実用ボールペン字講座
(ユーキャン)
31,680円可能6ヶ月
(12ヶ月)
10回
パイロットペン習字通信講座
(PILOT)
17,600円不可12ヶ月12回
55段階ボールペン字講座
(四谷学院)
29,000円クレカのみ3ヶ月
(12ヶ月)
18回
速習ペン字講座
(日本書道教育学会)
14,400円不可3ヶ月
(6ヶ月)
3回
文化ペン字講座
(代々木文化学園)
16,800円不可無期限3回~
新・実用ボールペン字講座
(ヒューマンアカデミー)
29,000円クレカのみ6ヶ月
(12ヶ月)
12回
基礎からのボールペン字講座
(NHK学園)
24,000円クレカのみ6ヶ月
(9ヶ月)
6回
「青山浩之」監修 ペン字講座
(資格のキャリカレ)
28,600円クレカのみ6ヶ月
(700日)
6回

これまでに受講した通信講座の体験レポート

私が過去に受講した通信講座の特徴や感想は、以下の記事リンクからご覧いただけます。よかったら講座選びの参考にしてください。

実用ボールペン字講座を修了しました その効果について
ペン習字を始めるきっかけになった大手の通信講座です。ただ、手本が合わなかったのか、練習に没頭する体験はあまり出来ませんでした。
パイロットペン習字通信講座 私の所感
現在も習い続けている通信講座です。好きな手本を基準に選んだ結果、練習が苦にならない気付きを発見しました。
日ペンのボールペン習字講座を受講しました。レビューや感想など詳しく
書写技術(基礎)を学び直すために受講した通信講座です。手書きならではの線質が美しく、こちらも好みの手本です。
次のステップとして推奨されている硬筆の競書誌を購読し、数年後に師範の資格を取得することができました

通信講座を修了した後のステップ

図解 [日ペンを選んだときのステップアップ例]

(「日ペン」を選択したときのステップアップ例です)

初心者向けの通信講座を修了して「意外と面白かった」「練習を重ねてもっと字が上手くなりたい」と感じたとき、

次のステップとなる選択肢が用意されていると、学習がスムーズに進みます。

同じ手本で学べる「中級者向けの通信講座・競書誌」についても表にまとめました。

※aの項目が中級のステップに相当します

初心者向け講座次のステップ
ボールペン習字講座
(日ペン)
a. 競書誌『ペンの光』を購読する
b.「速習筆ぺん講座」を受講する
c.「実用賞状書士養成講座」を受講する
実用ボールペン字講座
(ユーキャン)
a.「楽しいボールペン習字講座」を受講する
b.「ユーキャンの続け字講座」を受講する
c.「新・速習筆ペン講座」を受講する
d.「くらしの筆文字講座」を受講する
e.「賞状書法講座」を受講する
パイロットペン習字通信講座
(PILOT)
a.中級・上級コースの課題に挑戦
b. 競書誌『ペン時代』の購読(B系統のみ)
55段階ボールペン字講座
(四谷学院)
a. 競書誌『書蒼』の購読
b.「55段階 筆ペン字講座」を受講する
速習ペン字講座
(日本書道教育学会)
a.「ペン習字基礎講座」を受講する
b.「ペン習字教育講座」を受講する
c. 競書誌『ペンの力』の購読
文化ペン字講座
(代々木文化学園)
添削券(3枚1組900円)の購入による生涯学習
新・実用ボールペン字講座
(ヒューマンアカデミー)
a. パイロットペン習字(C系統)へ移行する
b.「賞状技法士養成講座」を受講する
基礎からのボールペン字講座
(NHK学園)
書店で入手できる著書で練習
「青山浩之」監修 ペン字講座
(資格のキャリカレ)
書店で入手できる著書で練習

※a → b → c と進むにつれ、より上級へ、もしくは筆ペン・小筆を用いた実用書道の分野に進む表になっています。

まとめた表の特徴としては、「ペン習字の先生が監修する一連の講座を受講すると、最終的には毛筆細字による実用書道の道が開ける」傾向にあるようです。

なので、生涯学習の一環として「書字の習い事」に取り組むなら、中級のステップが充実しているかどうかを見越しておくと、筆ペンや賞状書きにも挑戦できます。

毛筆(の中でも小筆)の技術があると、頼まれごとの代筆や書状の作成などで幅が利き、その技術は職場でも重宝されるでしょうし、極めていけば筆耕業務を請け負うことも可能になるわけですね。

ペン習字を習うことで、美しい字が書けて副収入を得るきっかけにもなるという、ここまで趣味と実益を兼ねた習い事は、かなり珍しいのではないかと思います。

夢中になって練習できる鉄板の方法があります

「あなたにとって良き手本に出会えるか」この点がすごく重要です。

胸がときめくような硬筆手本との出会いによってその後の人生が変わるといっても言い過ぎではないと思っています。

ペン字の通信講座は価格のバラつきが大きいために、受講費の安さを基準としがちですが、長い目で見たとき「これから習う手本を好きになれるか」この点を決め手にした方が取り組みの満足度は高くなりますし、挫折せずにやり遂げる可能性も高まります。

[羨望]とか[憧れ]とかそういった愛着を持てる所から足を踏み入れると、好きな手本が頑張れる下地となって、努力に伴う苦痛が和らぐんですよ(いや本当に)。

イラスト [好きな手本に出会って没頭するまで]

大人になってから始めるペン習字は、下手な自分を許せない感情とどう向き合うか、折り合いをつける過程で気落ちすることがままありますので、

  • 「この先生の手本が好き過ぎて、いつまでも書いていたい」
  • 「添削の朱筆が美しすぎて私もこんな所作をいつか身につけたい

といった、手本周りの相性(その中でも強い憧れ)がモチベーションになることは確かです。

そうは言っても「好きな手本が分からない」

たしかにまだ目が肥えてない状態だと、どの手本も一様に見えて区別が付かなかったりするんですよね…(可もなく不可もなく、みたいな)。

そういった人は、何を基準にして選んだらいいのかというと、指導熱心な先生が在籍している通信講座を選ぶと良いです。

職場や家庭で自分の頑張りを認めてもらう機会って、そう訪れるモノではないので、褒め上手な先生が添削してくださると、とても励みになるし「もう少しだけ頑張ってみよう」の繰り返しで字が上達していきます。

私はすべてのペン字通信講座を受講したわけではないので、そのような「応援もしてくれる講座」は、今のところ1つしか知らないのですが参考までに紹介しておきますね。

親身な添削だから、きちんと修了できた日ペンの通信講座

日ペンのボールペン習字講座の公式ページ

『なかよし』や『りぼん』といった少女マンガ雑誌の裏表紙にかつて掲載されていた通信講座なのですが、私の中では日ペン講座の指導体制がいちばんしっくり来ました。

公式ページ 日ペンのボールペン習字講座

美子ちゃん漫画の1コマ

(分かる人には分かる「日ペンの美子ちゃん」がオススメしている通信講座)

日ペンの特徴は、徹底した書写技術の訓練(見たものを正確に再現する力の向上)にあるので、ここで学んだコトは、他の手本で学ぶ機会があったとしても大いに役立ちます。

好きな手本が見つからず、時間だけが過ぎていく状態でしたら、まずは日ペンの講座から始めてみてください。なぜなら、情報収集に徹するよりも実際に行動に起こして分かるコトの方がたくさんあるからです。

費用は一括払いで29,800円。分割払いなら、お月謝感覚で受講できます

教室に通うよりも月あたりの支払いは安く済むうえ、教材の到着後8日以内でしたら返品も可能です。

ここぞという手書きの場面で「一目置かれる字」が書けるようになりますよ。

日ペンのボールペン習字講座で
美しい字を手に入れる