美文字の練習を始めてみたものの「日を追うごとにやる気がなくなってしまい、結局は続かなかった」そんな経験はありませんか。
3日坊主で終わってしまう理由の1つとして、自宅学習特有の"孤独感・閉塞感"があります。
考えてもみれば、字を書くことが苦手なのに、1人で黙々と練習する時間ってなかなか辛いものがありますよね……。
そこで、この記事では応援し合えるSNSを利用してペン習字を習慣化していく方法について紹介します。
"練習が捗る場"さえ見つかれば、苦手な習い事も上手く軌道に乗るはずです。
頑張りたい気持ちを応援してくれる3つのSNS
今日頑張ったコトを誰かに褒めてもらう事。
字の練習が続く秘訣は、「人に認められたい」という気持ちをほどよく満たすコトにあるのでは、と最近感じておりまして。
これらのSNSには、「褒め合う」「認め合う」「応援し合う」といった、頑張りたい気持ちを汲み取ってくれる土壌があります。
それぞれのSNSにどういった特徴があるのか説明していきますね。
たくさんの「いいね」がもらえる インスタグラム
インスタグラムは、手書きツイートを始めとして、ペン字関連の投稿が非常に多いSNSです。
(がんばってるねー、そだね~のニュアンスを持つ「いいね」)
同じ属性の人とハッシュタグを通じて知り合える点が特徴で、
たとえば #日ペン や #パイロットペン習字 といったハッシュタグを付けて投稿すると、同じ通信講座の受講生から「いいね」を押してもらいやすく、練習のモチベーションアップに繋がります。
きれいな字が書ける人は、
- どんなリズムで字を書いているのか
- 使っている筆記具は? など
写真や動画から美文字のコツを掴める点でも参考になります。
- ココが使いやすい
- 思わず見とれてしまうような美しい手書きがたくさん見つかる。
- 目の保養になる。
- ココが不便かも
- 必ず写真を添えないと投稿できない仕組み。
- 下手な字を見せたくない人にとっては初めの一歩で勇気がいるかも。
公式サイト インスタグラム
5人のチームで1つの目標を共有する みんチャレ
みんチャレは、その日の成果を証拠写真としてアップすることで物事の習慣化を促すアプリです。
1人ではなかなか続けるのが難しいダイエットや語学の勉強も「みんなとなら続けられる」というコンセプトのもと、2016年からサービスが始まっています。
人とのつながりを意識することで挫折を回避できる点が特徴で、私も試しにユーザとなって体験してみました。
(チャレンジ開始から18日目の状況。ほぼ全員の人が毎日練習できている結果に)
当初はメンバーの入れ替わりが数回あったものの、5人1組で対話しながら教え合う「コーチング」を意識した雰囲気が生まれると、チャレンジ達成率が上昇していく結果となりました。
「今日はちょっと休もうかな…」と思ったときでも、「みんなが頑張っているなら私も少し練習しておこう」と心が変わり、自分に喝を入れるきっかけをもらえます。
3日坊主は環境の変化によって克服できるのですね。
人との距離感がかなり近いSNSのため使う人を選ぶものの、淡々と証拠写真をアップするだけでも継続できる仕組みにはなっています。
(集めたコインは、チャット内で使えるスタンプと交換できる)
チーム内のメンバーに証拠写真を承認してもらえると、コインが最大で4枚もらえます。
3日連続達成ボーナス(コイン30枚!)といったご褒美システムもあり、このようなアプリ内の報酬も続ける励みになるかと。
- ココが使いやすい
- インスタグラムのような小奇麗な写真(配置・撮リ直し)を意識しなくてもいい。
- 共通の目標に向かって頑張る一体感が続ける励みになる。
- ココが不便かも
- 参加したチームの雰囲気によっては、やる気が下がることも。
[美文字] [ペン字]といったキーワードで検索すると、所属できるチームが見つかりますよ。
公式サイト みんチャレ
練習記録をグラフ化してくれる スタディプラス
スタディプラスは、勉強時間の見える化に特化したアプリです。
受験を控えた中高生に支持されているアプリなのですが、ペン習字の習慣化にも役立つ機能が備わっています。
コレ便利だなーと感じた機能を紹介しますね。
1日あたりの練習時間を見積もれる"今週の目標"
毎週月曜日に決める"今週の目標"機能を私はよく使っています。
たとえば、目標時間を14時間に設定すると「1日あたりの練習量は2時間になりますよ」とアプリ側で算出してくれるんですね。
ギリギリ100%を達成できそうな見積もりを立てるのがポイントで、どうやってスキマ時間を捻出しようか、日々の行動習慣を見直すきっかけとしてこの機能が役立ちました。
締め切り効果でモチベを維持しやすい"イベントカウントダウン"
目標時間に近づくためだけに練習するのは、なかなか辛いものがありまして、具体的な小目標を決めておくと没頭しやすく、予定通りに物事が進みやすいです。
特に通信教育では中だるみしやすいため、締め切り日に照準を合わせて課題を仕上げていく自己管理が書字の上達につながります。
スタディプラスで使える機能は他にも、
- 練習した日にチェックが入るカレンダー
- 練習時間をリアルタイムに計測できるストップウォッチ など
ペン習字の習慣化をサポートする機能が揃っています。
- ココが使いやすい
- 練習の足跡を円グラフ・棒グラフに変換してくれる。
- 学習ログに「いいね」が付くSNS機能もあり。
- ココが不便かも
- ペン習字の継続を目的としたユーザがまだまだ少ない状況。
- そのため「いいね」の数は増えにくい。
公式サイト スタディプラス
スマホアプリが自習室の代わりになる
「人目」があった方が勉強が進む人でしたら、今回紹介したスマホアプリを使えば、自習室や図書館にも似た"練習が捗る場"を自ら作り出せます。
字が上手くなるためには「今日だけ少し頑張る」この繰り返しが大切です。
「練習の大切さは分かるけどなかなか続かなくて……」と悩んでいる人は、SNSへの投稿を日課にしてみてはいかがでしょうか。
3日坊主は、環境の変化を意識すると克服できますよ。
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