『わかくさ通信』に時たま掲載されるこの広告欄。
さらりと見た感じでは、図解から注釈、罫線に至るそのほとんどが先生の手書きという、とても手作り感あふれる製本です。
今まで購入してきたペン字本とは全く別物のハウツーが載っていて、なかなか新鮮味があります。内容もイラストや図解によって分かりやすく噛み砕かれているので、まさに本のタイトル通りといったところ。個人的には、ひらがなで苦戦している人に是非読んでもらいたい著書です。
また、形の取り方だけでなく、微妙な線質の表現についてもほんの僅かですが、数ページにわたって解説されています。
短い曲線は勢いがつきにくいと18ページのところで述べました。ペン先の弾力を使うようにするとよい、と説明してもわかりにくい人はネコのヒゲをパッパッパッと書いてみてください。そうです。この時のペン先の感触がペンのバネ(ペン先が開いて、もとに戻ろうとする力)なのです。(p19)
本のタイトルに当てはまらない人でも十分参考になる内容だと思います。
パイロットのテキストは、系統別に分けてしまうと内容量がかなり減ってしまうため、この参考書も併用して足りない分を補うと学習効率が高まるかもしれませんね。
コメント
素敵なお手紙ですね!!しかも、お手本つきとは。。素晴らしい先生です♪
utaさんのお手紙も、一生懸命に丁寧に書かれていて、とても好感がもてます 。
これだけ書けたら、日常生活では苦労しらずですね ^ ^
でも、どこまでやるか??っていうと、utaさんも、深みにはまる一方かも(笑)。
ネコのヒゲですか?ああ、なるほど。。です!!
詳しいレビュー楽しみです ^ ^
いつコメント書き込めるかと、ちょくちょく覗いていました(笑)。
嬉しくなるお言葉の数々、どうもありがとうございます。
どこまで進みたいのかまだ決めかねている状態なのですが、この調子で行くとすずさんの仰る通りになりそうです。
既にひざの付け根くらいまで浸かっている自覚があるようでないような……(笑
とりあえずは、与えられた課題をしっかりこなせるようになりたいです。
本書の内容には「ネコのヒゲ以外」にも、線の折れを「まりつきポン」と例えたり、
リズム感を重視した表現が多く目立ちました。
今までの練習法にはなかった着眼点でかなり戸惑っています。
やはり独学や通教は通学と比べると、運筆のリズムを確認できない点で引けを取ってしまうのだなぁと。
それでも、同じ条件下でしっかりと上達されているすずさんの軌跡を拝見すると、
あまり思い悩むことでもない気がしてきました。
すずさんのブログはとても励みになります。
同じように触発されている人も少なくないと思います。