Penji Archive
1年間まっすぐな線を引いてみた
に続いて、一応完結編。
使い終えた練習用紙やチラシの裏を利用して、基礎練習をちまちまと1年間続けてみました。
タテ線の移り変わり

練習前

1ヶ月後

1年後
ヨコ線の移り変わり

練習前

1ヶ月後

1年後
おわりに
確か、たまたま訪問したブログをきっかけにまっすぐな線を書き始めた覚えがあります。コメント欄の「1年間は継続した」の言葉を盲信して続けてみましたが、なんとも代わり映えのしない結果に。しょぼーん。
まっすぐな線を書くのが目的であれば、1ヶ月も書き込めば十分みたいです。ただ、1年ぐらい続けてみると、まっすぐな線を書ける確率が若干上がるかもしれません。
というわけで、地味に観覧数の多かった「まっすぐな線シリーズ」はこれでおしまい。今後は、指や肘の筋肉をほぐす練習前の準備運動として直線を引き続けていこうと思います。
ちなみに、使用したボールペンは、油性が4本。ゲルインクが4本。約7,200mの筆記距離となりました。
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パイロットA系統の参考書を買ってみた

『わかくさ通信』に時たま掲載されるこの広告欄。

前々から気になってはいましたが、郵便定額小為替での購入がネックとなって、なかなか手を出せずにいました。恥を忍んで局員の方に色々とお聞きして、
- 1,000円
- 500円
- 200円
の3枚の定額小為替を発行してもらい、その後の送付方法まで手取り足取り教えていただきました。あそこで恥をかかなかったら 、証書に宛先を書いてそのままポストに放り込むところでした、あぶねえ。
なにやら、郵便局が民営化されてから、定額小為替を1枚発行するのに手数料が100円もかかってしまうんですね(旧手数料は1枚につき10円)。少し不便かも。いやかなり不便です。
家路に着いてからさっそく購入の旨を伝える手紙を書き始め、書き損じては書き損じ、あとちょっとのところで誤字脱字。そして、かかった時間がなんと約90分。長いよ、長すぎる。しかも、字粒が不揃いな上、行末を無理やり揃えようとしているのがバレバレ。その割には揃っていないという。実用として使うには練習量がまだまだ足りないようです。
「もうちょっと上手くなってからにしよう」といった先延ばしは、何とも不毛な考えであることを痛感しました。怖がらずにどんどん書いていかないと。

肝心の本は1週間ほどで手元に届きました。さらりと見た感じでは、図解から注釈、罫線に至るそのほとんどが先生の手書きという、とても手作り感あふれる製本です。
まだ途中までしか進めておらず、詳しいレビューはできませんが、今まで購入してきたペン字本とは全く別物のハウツーが載っていて、なかなか新鮮味があります。内容もイラストや図解によって分かりやすく噛み砕かれているので、まさに本のタイトル通りといったところ。個人的には、ひらがなで苦戦している人に是非読んでもらいたい著書です。
また、形の取り方だけでなく、微妙な線質の表現についてもほんの僅かですが、数ページにわたって解説されています。
短い曲線は勢いがつきにくいと18ページのところで述べました。ペン先の弾力を使うようにするとよい、と説明してもわかりにくい人はネコのヒゲをパッパッパッと書いてみてください。そうです。この時のペン先の感触がペンのバネ(ペン先が開いて、もとに戻ろうとする力)なのです。(p19)
本のタイトルに当てはまらない人でも十分参考になる内容だと思います。
パイロットのテキストは、系統別に分けてしまうと内容量がかなり減ってしまうため、この参考書も併用して足りない分を補うと学習効率が高まるかもしれませんね。

「やっぱり手書きは良いよなぁ」としみじみ思わせてくれた、先生からのお手紙。

それから、住所・氏名のお手本も書いていただきました。まさに至れり尽くせりです。この場にてこっそりと感謝申し上げます。
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手書きフォントを手書きしたい(続き)
前回の続き。
総練習時間は約2時間でした。

チラシの裏に書いて、書いて、がしがしと書いて。

お手本を見ながら書いた字と、

何も見ずに書いた字。
全然おいしそうに見えませんでした。がっくし。ってのはそんなに重要じゃなくて、お手本なしの状態でも文字の特徴がなんとなく思い出せて、それなりに似せて書く方法とやらをまとめてみたかったんです。
「手本をよく見て書け」と言われても……
市販されているペン字の書籍には、まるでまじないのように「お手本をよく見てから書きましょう」との言葉が記されています。しかし、どこまで注視すればよく見たことになるのか。この辺を説明した本は意外と少ないです。
恐らく著者の意図としては、点の位置から払いの角度、線の太さに至るまで、そのすべてを寸分狂わずに書写して欲しいのでしょう。「まさか、そんなめんどうな」と思うかもしれませんが、実に事細かに朱が入った添削結果を目の当たりにすると、「ペン字は勘や直感を駆使して書くものではない」と気付かされます。
というわけで今回は、ハウツー本でもあまり言及されていない「与えられた1つの文字について、どのように観察するか」について取り上げてみたいと思います。
※あくまで私個人のやり方です。参考程度に把握してもらえればと思います。
観察方法 その一例

この3文字を使ってお手本の見方の一例を挙げていきます。
垂直・水平線を使う
使用頻度:★★★★★

それぞれの点画の位置関係を調べるのによく使います。お手本とのズレを簡単に見える化できる非常に便利な手法でもあります。フリーハンドでも代用可。

垂直線と水平線を組み合わせると、見方のバリエーションがぐんと広がります。
線分の長さを測る
使用頻度:★★★★★

「どの辺に縦画を置こうかな。そして、どこまで引けばいいのかな」と迷ったときに使って欲しい方法です。線同士が交わった部分を境に、区切られた2つの長さを対比させると、より正確な線が引けるようになります。
余白の形を捉える
使用頻度:★★★☆☆

文字を「線」ではなく、「空間」として捉える観察方法です。「ほ」「ま」「な」といった結びが入る箇所などにも使えます。ひらがなのような曲線が多い文字に有効な手段です。
初めのうちは意識の転換にやや戸惑うかもしれませんが、これができるようになると、同じ文字を書き続けることによって引き起こる「ゲシュタルト崩壊」までの時間を引き延ばせます。
4分割する
使用頻度:★★☆☆☆

あまり使いませんが一応。縦と横の中心線をそれぞれ引いて4つのエリアに分割し、それぞれの空間で形を把握する方法です。転折する箇所を測ったり、余白の大きさを確かめたりと、より正確に書写したい場合に用います。
十字リーダーが入った漢字練習帳との併用を推奨します。
とにかく「なぞる」
使用頻度:★★★★☆

初めてその文字を書くときに。行き詰まったときに。軽く復習したいときなど、様々な場面で活用できます。1回なぞるごとに意味を持たせると覚えが早くなります。
外形を捉える
使用頻度:★★★☆☆

文字の輪郭を△や○、□などの図形に当てはめると効率よく覚えられますよ、といったハウツー本によく載っている項目。あまり役に立った記憶はありませんが、意識して使えばなかなかのモノです。
おさらい

以上の見方を組み合わせると、こんな感じになります。もちろん、このやり方が正解というわけではありません。自分にとってやりやすい方法で観察してみてください。
「いやいや、めんどくさすぎるだろ」と思う人は目視でも構いません。とにかく客観的に判断できる情報をたくさん与えて、より正確に書写できる環境を整えてやることが、上達への近道になると思います。
おわりに
知ってる人は知っているありきたりな内容かもしれません。今まで主観や感性に頼りながら練習していた人にとって視野が広がるきっかけになれば嬉しいです。
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