【日ペンのボールペン習字講座】2017年時点の口コミや評判について

2018年の1月8日頃から日ペンの美子ちゃんを起用したアニメCMが始まるそうです。

おそらくこのCMをきっかけに「日ペンのボールペン習字講座って実際どうなの?」といった口コミを探す人が増えてくるかと思いますので、迷わず情報収集できるよう、簡易的な案内板を出しておきます。

検索から訪れた人のための案内板

日ペン講座を実際に受講した体験レポートを読みたい人は
「日ペンのボールペン習字講座を受講しました。レビューや感想など詳しく」
日ペン以外の通信講座についてもリサーチしたい人は
「ペン習字 通信講座の比較表(完全版)」
通信教育という学習スタイルに不安を感じている人は
「3つの基準で見比べる、長続きする通信講座の選び方」

この記事では、「日ペンに心が傾いているけれど、あと一歩を踏み出せない」という人に向けて、「日ペンのボールペン習字講座」が本当にあなたに合っているのか、メリット・デメリットとなる材料を置いておきます。

ざっくり 3行まとめ
日ペンの手本に親しみを持てないと、字の練習が徐々に辛くなっていく可能性があるよ。
リピーター獲得を目的としたペン字講座なので、添削は丁寧な傾向にあり。
「学び直し」を目的とした経験者層の受け皿にもなっている通信講座です。

日ペンの通信講座を始める前に知っておきたいこと

美子ちゃん漫画の1コマ

(日ペンと一蓮托生の美子ちゃんは、こう言うけれど……)

この手の講座の受講料は決して安くありません。

人によっては限られた予算の中で捻出する自己投資になるため、それなりの見返りと結果はぜひとも欲しいところ…ですよね。

それだけに、ひとつ注意しておきたいのは、日ペンで習えば必ずしも字が上手くなる訳ではないという点なんですね。

このサイトでは、「手本選び」が書字上達の鍵になるコトを繰り返しお伝えしています。

その理由について、先日いただいたコメントへの返信内容が現時点におけるベストな回答になっていますので、一部を紹介します。

私たち習う側が前もって出来る準備があるとすれば、それは「手本選び」に尽きるのかなと。

先回りして「なりたい美文字の方向性を予め決めておく」この指標さえ明確にしておけば、既にその力を備えている先生から、必要とする技術を惜しみなく伝授してもらえます。

「3つの基準で見比べる、長続きする通信講座の選び方」 コメントへの返信

ペン習字は、手本の書写練習を通して美文字のコツを学んでいく習い事です。

これは見方を変えると、手本の型にいちど染まることを強要されるわけで、真似して書くのが苦痛な手本で習い続けていては、遅かれ早かれ挫折してしまうことは想像に難くありません。

特に通信教育では、先生から指導を受ける総時間よりも、手本と共に過ごす時間の方が圧倒的に長いです。

自分にとって大切な時間を大して好きでもない人と共有するのは嫌気が差すのと同じように、好みの傾向を度外視したペン習字の始め方は、あまり望ましくないと私は思っておりまして。

極端な話、"旅行先に日ペンのテキストを忍ばせて、皆が寝静まった後に客室の窓際のあのスペースで黙々と練習してみたい"そこまでしてペン習字に打ち込める人は、今後、間違いなく書字が上達していくことでしょうし、それはやはり手本による影響が大きいです。

その点を踏まえた上で、2017年現在の

  1. 日ペンの手本の特徴
  2. 日ペン講座の指導体制

2点について、私が知っていることをまとめておきますね。

日ペンの手本は漢字が特に凛々しく見える

田中鳴舟先生の手本

(日ペン手本 「漢字」と「ひらがな」のサンプル)

日本ペン習字研究会(日ペン)の手本は、小学校の「かきかた」の授業で習った硬筆書写の教材に近い書風になっています。

多くの人がいちどは通った道という意味では、親しみやすい手本かもしれません。

書きぶりのイメージを言葉で表すなら、

  • 骨太[安定した]
  • 悠然[落ち着きのある]

といった印象を私は感じます。

日本の書道史と中国の書道史 図解

(中国から伝わった「漢字」と日本人が築いた「平仮名」の特徴を表した図)

唐様(中国風の書)をベースとする日ペンの手本は、字体の骨組みがしっかりしており、漢字が特に凛々しく見えるのに対して、パイロットペン習字の講座では、和様(日本風の書)を基調とした書きぶりの手本を確認できます。

※和様の特徴は、温和[優しく穏やか]といったイメージ

なりたい美文字の方向性を見定めるにあたって、「日ペン」と「パイロットペン習字C系統」の違いを知ることは、なりたい美文字の下地(和様か唐様か)を決める判断材料になるはずです。

資料請求【無料】 日ペンのボールペン習字講座

資料請求【無料】 パイロットペン習字通信講座

双方の違いをさらに詳しく知りたいときは、書店でお二方の先生の著書を手にとって見比べてみてください。

「日ペン」の書きぶりが分かる本
『実用おとな字の習得練習帳』 田中鳴舟 (著)
「パイロットペン習字C系統」の書きぶりが分かる本
『短期上達ペン習字』 狩田 巻山 (著)

日ペンの添削が丁寧な傾向にある理由

他の通信講座と比べて日ペンが得意とするところは、的確な回答力にあります。

これは、日ペンが監修する通信講座(筆ペン講座や賞状書士養成講座)を受講する中で確信したことなのですが、

こちらの質問の意図を正確に読み取った上で、筆法や運筆の力加減について、どの先生も図解を交えて丁寧に教えてくださるのです(なので、付属の質問用紙はどんどん使おう)。

なぜここまで親切に指導していただけるのか。

それは、後進を育成する仕組みが整備されている点が深く関係しているものと考えます。

美子ちゃん漫画の1コマ

(80年かけて培った「確かな指導力」が日ペンの強み)

後進を育成する仕組みが整っているから、面倒見の良い先生が多い

図解 [日ペンで字が上手くなるサイクル]

「せっかくお金を払ってやるなら、私は丁寧に添削してもらいたい」という人は、「ペン字講座を修了した後に次のステップがきちんと用意されているか」この点をチェックしてみてください。

中級者向けの学習手段として「硬筆の競書誌」を推奨している通信講座は、師範の資格を取得できる仕組みが整っています。

これは、単発で終わってしまう通信講座と比べて、担当講師が責任を持って受講生を育てていく気概があることを示唆しており、

「いや私は別に師範とか興味ないし……」という人でも、とりあえず指導者を輩出するこの円環に入っておけば、美文字になれるコツを惜しみなく教えてもらえるわけです。

もちろん「日ペンのボールペン習字講座」で打ち切りとするのは個人の自由ですし、さらに字が上手くなりたいと感じた人は競書誌『ペンの光』が次のステップとして用意されています。

「学び直し」を目的とした人の受け皿にもなっている

最近の傾向として、「ペン習字の基本を一から学び直したい」という経験者の方が日ペンのボールペン習字講座を受講されているケースをSNSでよく見かけます。

私も「基礎のやり直し」を目的にこの講座を受講した1人なのですが、その期待に応えてくれる形で書字の改善ポイントをたくさん教えていただきました。修了後の満足度はかなり高かったです。

他にも、

  • 褒めて伸ばす応援型の添削
  • 課題を提出するごとに点数が上がっていく楽しみ

といった点も練習のモチベーションアップに繋がりました。

日ペンのボールペン習字講座
お申込み・詳細はこちら


人によってはデメリットとなる材料

「どんな人でも絶対に上達するペン字講座」は存在しません。

人間関係と同じく、手本との相性問題は起こり得るものですし、やる気が削がれる懸念材料は他にもあります。

「日ペンのボールペン習字講座」の場合、

  1. 忠実な書写を求める日ペンの指導方針
  2. 添削課題が返却されるまでの日数

この2点が「合う合わない」の分かれ目になると思っていまして、どういう事なのか、ひとつずつ説明していきます。

1.この講座では手本を模倣する力が求められる

日本ペン習字研究会(日ペン)は、三上秋果先生が築いた書風を第一義とする団体です。

その信条を反映してか、日ペンのボールペン習字講座では、テキストの手本を緻密に書写できる人ほど、高得点を獲得できる学習構造になっているんですね。

文字を習うということは、初心者の場合、手本の形を忠実に真似ることです。目に見える姿形を正確に追ってゆけば万人が上達できます。

『ペンの光』2013年07月号

ですので、書写の練習量が足りない人はそれなりの点数に落ち着いてしまいますし、「個性を発揮した書きぶりを評価して欲しい」という人もまた評点が下がる傾向にあります。

一方で、見方を変えれば、見たものを正確に再現する力が養われますので、日ペンで身につけた書写の絶対感覚は別系統の手本に移行したとしても役に立つはずです。

目の前にある手本を正解とする習い方を重んじている点では、通信教育生にとって取り組みやすい学習形式となっています。

2.添削課題の投函 → 返却までに10日程度はかかる

「仕上げた課題をすぐに見てもらえない」これは通信教育で学ぶ以上、覆しようのない事実です。

郵便ポストに課題を投函してから返却されるまで最短でも一週間以上は要すると思ってください。

ですので、「浮かんだ疑問はその場ですぐに解決したいし、その方が絶対に安心感がある」という人は、教室に通った方が満足いく結果を得られるはずです。

そもそも通信講座を選択するケースは、自宅学習せざるを得ない相応の事情があっての決断でしょうから、この不便さは甘んじて受け入れるしかありません…。

とはいえ、練習の要点がどうしても分からず躓いたときは、定期的に開催している日ペン講習会(スクーリング)に参加する打開策があります。

講習会の無料参加券

この講座には、参加費(8,100円相当)が無料になる特典が付属していますので、地元で開催される日程に合わせて自筆を見てもらえれば、鬱屈した悩みも解決するはずです。

さいごに 日ペン通信講座の特徴【まとめ】

ここまで「日ペンのボールペン習字講座」について、メリット・デメリットとなる材料を紹介しました。

さいごに要点をまとめておきます。

この講座の特徴について
習う手本は、字体の骨組みがしっかりしており、比較的真似しやすい書風
初心者の人でも丁寧に教えてもらえる仕組みが整っている。
ペン習字の基礎を学び直せる講座として、経験者層にも一定の需要がある。
向き不向きが分かれる点
書写技術の向上を目的とした講座のため、地道な練習に息苦しさを感じる可能性があります。
郵便でのやり取りになるため、添削の結果を知るまでにある程度の日数を要します

どの分野でも叫ばれている問題ですが、少子高齢化に伴った「人材不足」は、日ペンも抱えている問題でして。

昨今の美文字ブームでペン習字を習う人は微増したものの、このまま何も対策を取らなければ、この団体は今後ゆっくりと自然消滅していく流れにあります。

なので、これから始める人は、やる気がある人ほどたくさん教えてもらえるお得な環境にあるんですね。

日ペン先生もやる気スイッチが入った受講生を歓迎していることは確かなので、 ネジを巻き直して今年こそ頑張りたい人でしたら、この講座を上手く活用できるはず。

応援してくださる先生がいると通信教育でも意外と頑張れます。

日ペンのボールペン習字講座で
美しい字を手に入れる

スポンサーリンク

シェアボタンから、この記事の情報をおすそ分けできます