ようやく春らしい陽気になってきました。卯月といえば、パイロットペン習字通信講座の課題番号が01番から始まる月です。それに合わせて入会する方も多いのではないでしょうか。新規に受講される方は、
- お手本とする系統選び
- テキスト内容の把握
- 初めての課題提出
などやることが多く、慣れるまで大変だとは思いますが、是非とも長く続けていただきたいです。
今月は「かなを学ぶ」が課題となっています。それに合わせて、ひらがなを練習する上で役立つ知識を少し紹介。既に受講中の方は、おさらい感覚でさらりと読み流しちゃってください。
パイロットのテキスト「かな編」の4,5Pには、ひらがなの字源が載っており、「漢字」から「かな」へと変化する様子が記されています。初見の人には「ふーん、へぇ~、そうなんだ」程度に読み流されてしまう項かもしれません(私がそうでした)。
「字源が何の役に立つ?」
ひらがな全46文字のうち、
- は
- よ
- ぬ
- な
- ま
- ほ
- ね
には、全て結びの形が入っています。小学校ではこの結び目を「さかなの形」に統一して教えているそうです。横長にきゅっと結ぶんですね。でも、ひらがなの原型を辿ってみると、結びの形にも違いが出てくるのが分かります。
ちょっと書いてみました。
さかなの形をした結び
ひらがなの字源の1つである漢字の「波」を徐々に変化させると、
ひらがなの「は」となり、結びの形が平らになります。
他にも、「さかなの形」となるひらがなは2つあります。
おむすびの形をした結び
一方、結びの形が「おむすび型」となるひらがながあります。これも字源を変化させると、
「さかなの形」とはならない理由がなんとなく分かりますよね。
「おむすびの形」となるひらがなは、他にもいくつかあります。
文字の成り立ちを把握しておけば、細かいパーツについてあれこれ悩むことも少なくなるってわけですね。
たかがひらがな、されどひらがな。奥が深いです。
コメント
すごーい。
なんて柔らかい筆運びなんでしょう。
字が超汚い私からすると未知の領域です。そう言えば習字の先生もこうだったような気がします。
筆も随分後ろの方を持たれていますね。
この動画はもっと再生回数が増えても良い貴重な映像だと思います。
素人目からすると、そんな不安定な場所を持ったらふにゃふにゃの字になるでしょー、と思うんですが
目を見張るような筆運びです。
「弘法持ち方を選ばず」とはこのことですね(ちょっと違う)
ここまで端麗に書けるようになると、目的もなく、ただ書くだけでも楽しそうです。
なるほど、漢字分かる人なら有用。
うまいですね。
とても分かりやすいです!
明日は習字のテストなので、とても役立ちました!(^^)!