『書蒼』は日本書蒼院が発行している、書道とペン習字双方の課題に取り組める競書誌です。
『書蒼』で学べる課題
ペン習字の技術向上に寄与する競書部門は、
- ペン習字の部
- 実用書道の部
- かな半紙の部
などがあり、各部門で級位に応じた課題が用意されています。
その他の毛筆課題としては、
- 仮名条幅の部
- 漢字条幅の部
- 調和体条幅・半紙の部
- 漢字半紙の部
といった部門があります。
級段位は、学生の部・一般の部に分かれ、後者は「10級~1級、初段~八段、師範~教授」 といった構成になっています。
1級からの昇段には、年3回の昇段試験を受験する必要があります。
『書蒼』ひとくちメモ
書道を主軸とする競書誌のペン習字部門は、手本を執筆する先生によってその書きぶりがマチマチで、初学者にとっては習いづらい傾向にあります。
『書蒼』を発行する日本書蒼院では、理事長(谷蒼涯先生)、副理事長(岡田崇花先生)がペン習字に関する教本を数多く出版しており、また硬筆字典も一般書店で入手が可能です。
ペン習字の分野にも精通している『書蒼』は、通信講座「55段階ボールペン字講座」の次ステップとしてもふさわしいことから、このサイトでも取り上げました。
『書蒼』 かかる費用について
- 誌代
- 毎月560円 + 送料100円
- 半年分の前納が必要
- 指定用紙
- 1冊50枚とじ 各種200円~500円
- 添削指導料
- 作品1点につき300円
- 月例課題の肉筆手本
- 1点につき1,000円
- 編入制度あり
- 一部門につき 審査料 1,000円
『書蒼』見本誌の請求先
『書蒼』のサンプル(PDF)