ペン習字 通信講座の比較表(完全版)

通信教育で学べるペン字講座をネット上で探してみると、片手の指では数えきれいないほど多くの講座が見つかります。

選択肢が増えるのは、選ぶ側としてありがたいことですが、その中から自分に合った講座を探し出すのは、なかなかの手間です。

そこで、「3つの基準で見比べる、長続きする通信講座の選び方」でも紹介したチェックポイントと照らし合わせた上で、

このページで紹介する通信講座は、

  • 初めてペン習字を習う人に向けたカリキュラムが組まれている。
  • 硬筆を専門とした団体もしくは講師が監修している講座である[1]
  • その講座を修了した後も同系統の手本で長く続けられる仕組みがある。

といった条件をクリアした講座に限定し、表にまとめました。

初心者向けの通信講座 一覧

硬筆をも専門とする団体の通信講座に絞ると、それほど数は多くありません。

費用・期間で比較したとき

※通信講座のリンクをクリックすると、公式ページへ移動します

通信講座 費用 期間
(最長)
添削
一括 分割払
実用ボールペン字講座
(ユーキャン)
31,000円 可能 6ヶ月
(18ヶ月)
12回
ボールペン習字講座
(日ペン)
28,900円 可能 6ヶ月
(12ヶ月)
12回
パイロットペン習字通信講座
(PILOT)
12,960円 不可 12ヶ月 12回
55段階ボールペン字講座
(四谷学院)
29,000円 クレカのみ 3ヶ月
(12ヶ月)
18回
速習ペン字講座
(日本書道教育学会)
15,000円 不可 3ヶ月
(6ヶ月)
3回
文化ペン字講座
(代々木文化学園)
16,800円 不可 無期限 3回~
新・実用ボールペン字講座
(ヒューマンアカデミー)
28,500円 クレカのみ 6ヶ月
(12ヶ月)
12回
基礎からのボールペン字講座
(NHK学園)
22,000円 クレカのみ 6ヶ月
(9ヶ月)
6回
美しい文字が手に入るペン字講座
(日経WOMAN)
26,000円 クレカのみ 6ヶ月
(2年間)
6回

通信講座を修了した後のステップ

初心者向け通信講座を修了した後も同じ手本・団体で練習する場合の選択肢についても表にまとめてみました。

次のステップとなる「中級者向けの通信講座・学び方」は以下の通りです。

※アルファベットが若いほど初心者向けの講座内容と関連性があります。

初心者向け講座 次のステップ
実用ボールペン字講座
(ユーキャン)
a.「楽しいボールペン習字講座」を受講する
b.「ユーキャンの続け字講座」を受講する
c.「新・速習筆ペン講座」を受講する
d.「くらしの筆文字講座」を受講する
e.「賞状書法講座」を受講する
ボールペン習字講座
(日ペン)
a. 競書誌『ペンの光』の購読
b.「速習筆ぺん講座」を受講する
c.「実用賞状書士養成講座」を受講する
パイロットペン習字通信講座
(PILOT)
a.中級・上級コースへ上がる
b. 競書誌『ペン時代』の購読(B系統のみ)
55段階ボールペン字講座
(四谷学院)
a. 競書誌『書蒼』の購読
b.「55段階 筆ペン字講座」を受講する
速習ペン字講座
(日本書道教育学会)
a.「ペン習字基礎講座」を受講する
b.「ペン習字教育講座」を受講する
c. 競書誌『ペンの力』の購読
文化ペン字講座
(代々木文化学園)
添削券(3枚1組900円)の購入による生涯学習
新・実用ボールペン字講座
(ヒューマンアカデミー)
a. パイロットペン習字(C系統)へ移行する
b.「賞状技法士養成講座」を受講する
基礎からのボールペン字講座
(NHK学園)
書店で入手できる著書で練習
美しい文字が手に入るペン字講座
(日経WOMAN)
書店で入手できる著書で練習

※aの選択肢が中級のステップとしてふさわしく、b → c と進むにつれ、より上級へ、もしくは筆ペン・小筆を用いた実用書道の分野に進む内容になっています。

まとめた表の特徴としては、「ペン習字の先生が監修する一連の講座を受講すると、最終的には毛筆細字による実用書道の道が開ける」傾向にあるようです。

生涯学習の一環として書字の上達を目指す人は、中級のステップが充実しているかどうかを見越しておくと、筆ペンや賞状書きにも挑戦できます。

毛筆関連の技術があると、代筆や書状の作成などで幅が利き、職場でも重宝されますし、将来的に筆耕業務を請け負うことも可能になるわけですね。

ペン習字を習うことで、美しい字が書けて副収入を得るきっかけにもなるという、ここまで趣味と実益を兼ねた習い事は、かなり珍しいのではないかと思います。

これまでに受講した通信講座のレビュー

私が過去に受講した通信講座の特徴や感想は、以下の記事からご覧いただけます。よかったら参考にしてください。

実用ボールペン字講座を修了しました その効果について
ペン習字を始めるきっかけになった大手の通信講座です。ただ、手本が合わなかったのか、練習に没頭する体験はあまり出来ませんでした。
パイロットペン習字通信講座 私の所感
現在も習い続けている通信講座です。好きな手本を基準に選んだ結果、練習が苦にならない気付きを発見しました。
日ペンのボールペン習字講座を受講しました。レビューや感想など詳しく
書写技術(基礎)を叩き直すために受講した通信講座です。線質が美しく好みの手本です。
次のステップとして推奨されている競書誌を購読し、その後、師範位の資格を取得することができました。

他にも「速習筆ぺん講座」や「賞状書士養成講座」といった通信講座をこれまで受講してきたのですが、日常筆記を美しく書きたい人でしたら、まずは「ペン習字」というジャンルから取り組むのがもっとも効率的です。

というのも、[ボールペン]と[毛筆具]では、書き方(運筆法)が微妙に異なるからです。

上手に書きたい筆記具を決めてから学習分野を選定することも上達の秘訣になります。私の場合は、履歴書に記入する字が上手くなりたい目的がありましたので、「ペン習字」を選択しました。

夢中になって練習できる鉄板の方法があります

「あなたにとって良き手本に出会えるか」この点がすごく重要です。

胸がときめくような硬筆手本との出会いによってその後の人生が変わるといっても言い過ぎではないと思っています。

価格のバラつきが大きいために、受講費の安さを基準としがちですが、最後までやり遂げるコツ「これから習う手本を好きになれるか」この点を決め手にすることです。

[羨望]とか[憧れ]とかそういった愛着を持てる所から足を踏み入れると、好きな手本が頑張れる下地となって、努力に伴う苦痛が和らぐんですよ(いや本当に)。

イラスト [好きな手本に出会って没頭するまで]

大人になってから始めるペン習字は、下手な自分を許せない感情とどう向き合うか、折り合いをつける過程で気落ちすることがたまにありますので、

  • 「この先生の手本が好き過ぎて、いつまでも書いていたい」
  • 「添削の朱筆が美しすぎて私もこんな所作をいつか身につけたい

といった、手本周りの相性(その中でも強い憧れ)がモチベーションになることは確かです。

そうは言っても、好きな手本が分からない

たしかにまだ目が肥えてない状態だと、どの手本も一様に見えて区別が付かなかったりするんですよね…(可もなく不可もなく、みたいな)。

そういった人は、何を基準にして選んだらいいのかというと、指導熱心な先生が在籍している通信講座を選ぶと良いです。

社会人になって自分の頑張りを認めてもらう機会って、そう訪れるモノではないので、褒め上手な先生が添削してくださると、とても励みになるし「もう少しだけ頑張ってみよう」の繰り返しで字が上達していきます。

私はすべてのペン字通信講座を受講したわけではないので、そのような「応援もしてくれる講座」は、今のところ1つしか知らないのですが参考までに紹介しておきますね。

親身な添削だから最後まで続けられるペン習字講座

日ペンのボールペン習字講座の公式ページ

『なかよし』や『りぼん』といった少女マンガ雑誌の裏表紙にかつて掲載されていた通信講座なのですが、私の中ではこの講座の指導体制がいちばんしっくり来ました。

公式ページ 日ペンのボールペン習字講座

美子ちゃん漫画の1コマ

(分かる人には分かる「日ペンの美子ちゃん」がオススメしている通信講座)

日ペンの特徴は、徹底した書写技術の訓練(見たものを正確に再現する力の向上)にあるので、ここで学んだコトは、他の手本で学ぶ機会があったとしても大いに役立ちます。

好きな手本が見つからず、時間だけが過ぎていく状態でしたら、まずは日ペン講座から始めてみてください。なぜなら、情報収集に徹するよりも実際に行動に起こして分かるコトの方がたくさんあるからです。

受講費用は、お月謝感覚で月々約2,400円(1年かけてじっくり学ぶ場合)。教材の到着後8日以内でしたら返品も可能です。

職場で「一目置かれる字」が書けるようになります。

日ペンのボールペン習字講座で
美しい字を手に入れる

  1. 書道団体が監修するペン習字講座を含めると選択肢は多岐に渡りますが、これらの手本は書風の個性が強く、書きぶりも一定ではないため、習いやすさの観点から候補外としました。 []
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